友人の演奏を聞いて(自分が演奏する際の備忘)
久しぶりにスタンウェイの生音を聞いた気がするが、スタンウェイの音は素晴らしい。
良くも悪くも正直に表す気がする。
うまい人はさらに良く、きちんと練習していなければそこもちゃんと出てくる。
いつもは出演するが今回は聞く専門だったため、いろんなバイアスがかからず「素人批判者」という性格が悪い感じで思うことが出て来た。(一番厄介)
●左のバランスはとても大事
親からのラインにて「右手は鍵盤をなぞるだけで、左だけを弾くと、いかに左手を聞いてないことかが良くわかる。およびその逆も同じようにあるようだ」と。
うまい人はきちんと左手が良く出ている、そして良い音色なのだ。だから普段から音に対してよく研究しているのだと思う。
●アンサンブルとして聞くこと
ほかのパートがどんな音を出しているのか、そこは抑揚を持ちたいのか、機敏良く動きたいのか、そこをわかった上で全体のバランスを考えないといけない。
これは自分がバンドを始めて、いかに他のパートを聞いていないかが良くわかるようになった。オリジナルは毎回弾き方が違ったりするが、ソレでも相手の音を良くきことはクラシックよりも重要に感じた。これをクラシックにも持ち込むべきだなと。
つまり総括すると「良く聴く」という結論なんだろうな。
実際にやると自分の演奏に夢中(必死)でそんな余裕なんかない。
だから余裕ができるくらい練習しないといけないんだろうな。
という気づき