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「再羅月 綾辭」

 もともとプロフィールとして設定してあった記事は、何となく古い感じがしたのと、言葉遣いが中途半端で読みにくく稚拙な雰囲気があったため、設定を解除しました。そういうわけで新しく書き直そうとなり、今この記事を書くに至っています。
 前置きもこれくらいにして、本題に入りましょうか。

再羅月 綾辭という人間
 初めましての人は、初めまして。お久しぶりの人は、お久しぶり。再羅月 綾辭(さらづき りょうじ)と言います。もともとは『GInger Ale(短縮名:GIA)』という名前で活動していたのですが、色々あって今の名前に変えました。もっとも、私のことを人に話す際「ジンジャーエールって知ってる?…あ、違う違う、ジュースじゃなくて作家のほう」なんていうことがあってはいけませんしね。

 現在は高校生で、性別はHe/His/Him/Hisです。友達は少なく、一度仲良くなった人との交流は多いほうですね。ただ、初見の人間とは警戒心マックスで素っ気ない会話を行うので、大抵の人は私と仲良くしようという気を起こさずに離れていきます。
 趣味は読書・映画鑑賞・音楽鑑賞および演奏です。その他にも、珈琲を豆から淹れるのを好み、甘い洋菓子が好きだったりします。
 本は過去の名作であったり、行きつけの本屋をぶらぶら歩いている最中に気になった本を買って読んでいます。好きな作家は伊坂幸太郎で、最近は海外の小説を、とくにフランス文学の有名どころを読んでいます。前の話と矛盾しそうですが、今は夏目漱石の「心(こゝろ)」を読んでいます。
 映画・音楽は父親の影響もあって海外のものを好んでいます。日本の作品はあまり興味がなく、むしろ抵抗もあります。今までに見た映画で"一番"好きなものを決めるのは難しいですが、直近で見たものであれば『FootLoose』や『Fight Club』などがお気に入りです。
 音楽の趣向は広く、クラシックやジャズ、ソウルなどの他にも、ロックやテクノなどもよく聴きます。バンドはRage Against The Machineや、Red Hot Chili Peppersなどが好きで、そのほかにもDaft Punkなど、主に海外のアーティストを好んでいます。やはりと言うべきか、音楽もまた海外のものが大好きで、日本のものを聴くことはまずありません。また、趣味の範囲を出ませんがギターも嗜んでいます。
 珈琲を豆から淹れるのは、そっちの方が香りも立って美味しいからですね。好きな豆は深煎りのもので、フレンチローストやイタリアンローストくらいのものが好みです。酸味が強いものや、フルーツフレーバーのものは苦手だったりします。また、紅茶も好きです。
 甘い洋菓子でいえば、フィナンシェやカップケーキ、ドーナツが特に好きですね。また、トッピングを含めて良いのなら(イングリッシュ)スコーンも好きです。
 私に関しての情報は、ざっとこんなものでしょうかね。

なぜ小説を書くのか
 Noteに作品を投稿し始めたのは、おそらく創作欲求の捌け口を探した果てに見つけたプラットフォームだったからだと思います。しかし、いかんせん昔のことですので、よくは憶えていないのですが。Noteで不定期に作品を投稿しつつ、同時に新人賞や文学賞への応募用原稿も執筆しています。まぁ、いち高校生の書く小説なんて大したこと無いのですがね。ですが今の時期に色々しておかないと、大人になってから何かを始めるのは難しいように見えたので。
 創作、というものが私は大好きなんです。いや、夢想するということが好きと言った方が剴切ではありますね。
 創作のアイデアは夢想という行為によって生み出される副産物みたいなもので、パラパラと様々なことを考えていると、ふと思いつくことが多いです。
 私にとって夢想するというのは、答えの出ないことを悶々と考え続けることです。例えば、教室の窓から外を眺めているときに、ずっと遠くの山の麓に広がる住宅街を見たときのこと。あの街にも私と同い年の高校生がいて、彼/彼女らの生活があり、一日があり、友人がいて、やることがあって。もしかすると彼らは私の方を見て、私の考えているようなことを考えているかもしれない。もしかすると彼らは私の求めるような青春を十分に謳歌しているかもしれない。あるいは、私が公立高校での生活を想像するように、彼らも私立高校での生活を考えているかもしれない。こういった夢想は、電車に乗っている時も同じように行われます。車窓の向こうに見えるビル群の一室一室に人々がおり、彼らの生活がある。彼らには帰る家があって、夢かあるいは野望があって、それぞれの楽しみがあるのかもしれない。マンションの部屋にも、そこでの人々の暮らしであるとか、その家でしか起こらなかった唯一無二の、かつ歴史にも残らないような些細な事象がある。私はこういったことについて、強く興味を惹かれるのです。
 山の麓の住宅街、夏の酷暑に文句を言いながらシーシュポスのように学校へと足を運ぶ高校生。聳え立つ摩天楼に見下ろされながら、今日もオフィスへとやってくるビジネスマン。あるいは、家族の誕生日会が開かれているマンションの一室。無い、とも言い切れない。ある、とも言えない。公式な記録が残るような物事でもない。記憶に留められ続けるような大きなイベントばかりでもない。どこにでもありそうな日常の、その一瞬にしか存在しないような出来事、これをひたすらに想像し、その人を考えることこそが、私の大好きな夢想という行為のあらかたの説明と言えましょう。
 その夢想の最中、ふと思考の流れに流されずに頭に引っかかる要素が稀に出てきます。この要素を拾い上げてよく観察すると、今度はそれから夢想が始まるのです。そこからさらに多くの要素が流れ出てきて、基になった要素と新たに出てきた要素を全て手に取ったとき、新しい小説の設定や世界が爆発的に広がっていくのです。と、言うのが私の小説の原案誕生の感覚なのですが、なかなか伝わりづらいですね。
 まぁもっとも、名もない一介の高校生の創作エピソードなんぞに興味はないと言われればそれきりですが。

目標など
 ありません。身も蓋もへったくれもないですが。というのも、将来の展望であるとか、そういうことを考えるのが苦手でして。目標を設定しても大した努力をしないままダラダラと月日が過ぎるのを眺め続けるのは目に見えた事実なので、ここで大きなことを言って自分の首を絞めても意味がないんですよね。
 とは言いつつも、いい加減何かに向かって努力する経験が必要だとは思っています。昔から恥をかくこと忌避してきた自分が、なにか気前の良いことを言って失敗するのを恐れた結果、それが努力する経験を避けて通る原因になってしまい、そうこうしているうちに怠け癖がついてしまったのでしょう。頑張ろうと奮起しても3μ秒坊主の私は一瞬で飽きてしまい、気付けば寝転がってダラダラと…。
 普段からのnoteの投稿頻度を見ても明らかなように、継続もまた難あり。一体何なら本気で取り組んで、ちゃんと続けて、結果を残せるのでしょうか。自分のことなのに、他人の心のようにまるで見えてこないですね。

マトメ
 こんなにもだらしが無く普遍的ないち高校生ですが、これからも懲りずにダラダラと小説(など)を書き流していくと思うので、もし気になったらぜひ訪れてみてください。気にならなければ結構です。気が向いたとき、暇なとき、カップラーメンの3分を待つ間、そういったスキマの埋め合わせにでもお楽しみください。
 この私、再羅月綾辭をこれからもよろしくお願いします。

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