天鵞絨書店・3月第3週
こんにちは。青井いんくです。天鵞絨書店、第9回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介する、というものです。毎週水曜更新です。
それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の天鵞絨書店は、その下にあります。
本日の天鵞絨書店
この話を読んでから、気軽に「かわいそう」と言えなくなりました。著者は芥川賞受賞作の『蹴りたい背中』で有名ですが、この本含め他の作品も面白いです。そして、この本に収録されている表題作じゃない方も好きです。人間は生々しく、そして愛おしい。そんなことを感じさせてくれます。(133字)
先週の天鵞絨書店
白馬に乗った王子様なんて現れない、ということを悟った全ての人に。魅力的な人物が好きです。カテゴリー的には恋愛小説でしょうか?個人的には、「色んな意味でファンタジーだけど、その窓を通して現実も見せてくれる」話です。読後は、風を切って走るような爽やかな気持ちになれます。(133字)
先週紹介した本
石岡琉衣『白馬に乗られた王子様』(産業編集センター)
それではまた来週、お待ちしています。
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