天鵞絨書店・11月第2週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第95回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
タイトルが表す通り、一年間の別れの風景を描いている短編集。恋人たちが愛を語らったり、新しい恋が芽生えたりと賑やかなイベントの影にも、胸を締め付けるような悲しいお別れがある。いつ読んでもいいのですが、どこか物寂しい秋の空気に似合うような、アンニュイな雰囲気が漂う一冊です。(135字)
先週の天鵞絨書店
紡がれ、交わされ、やがて大きな波になって、どこまでも広がる世界へと流れゆく。そんな「ことば」の物語。辞書のつくりかたに興味を持っている人は勿論、例えば「もちろん」と「勿論」という表記の違いを気にしてしまうような、ことばに愛のある眼差しを向けている人にも強くお勧めしたい一冊です。(139字)
先週紹介した本
三浦 しをん『舟を編む』(光文社文庫)
それではまた来週、お待ちしております。
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