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天鵞絨書店・9月第2週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第191回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。

それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

時に淡々と、時に劇的に、時に哀愁を漂わせながら。お湯を注いで捨てるアレを、もしもあの人が作ったらという、妄想広がる一冊です。それぞれのカラーが出ていて、あまり詳しくない人物の例でも妙に納得してしまう面白さ。気楽に読めてクスっと笑えます。“本家”を手に取るきっかけにもなるかも。(138字)

先週の天鵞絨書店

不思議な雰囲気のホラーが詰まった短編集です。凝った装丁と、海外の作品らしい独特のクセのある雰囲気が魅惑的。お呪い、噂、行方不明といった、どこか宙に浮いたような、それでいて身近に潜んでいるかのようなエッセンスがゾクッとさせてくれます。まだ続く残暑のなか、背筋を冷やしてみませんか。(139字)

先週紹介した本
マリアーナ・エンリケス著/宮﨑 真紀訳『寝煙草の危険』(国書刊行会)

それではまた来週、お待ちしております。


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青井いんく
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