天鵞絨書店・9月第4週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第88回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
異形の怪物が凶器を振り回す怖さではなく、仄暗いところから「何か」が迫ってくるような、日本的な恐怖を存分に味わえる短編集。ただ、怖いだけではなく、どこかすっきりとした読後感の話も。タイトルが象徴するかのように、全編を通して「女であるが故の業のようなもの」も感じられます。(134字)
先週の天鵞絨書店
突然「人を笑わせること」を求められたらどうしますか? 思いがけず笑いを取らなければいけなくなった、平凡な男子高校生が主人公です。いつもと違うことをしてみると、いつもと違う風景が見えるかもしれない。思いもよらなかった、新しい何かを得られるかもしれない。そんな気持ちにさせてくれる一冊。(140字)
先週紹介した本
魚住 直子『大盛りワックス虫ボトル』(講談社)
⇧Amazonが中古のみの販売のようなので、出版社のサイトを貼っています。
それではまた来週、お待ちしております。
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