天鵞絨書店・12月第1週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第98回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
ミステリーにおける殺害方法のバリエーションは多々ありますが、「大勢がいる場での毒殺」はかなり難易度が高いのではないでしょうか。そんな事件が表題作となっている、ミステリーの短編集です。この時期の夜のお供にどうぞ。同時収録のダイイング・メッセージにフォーカスした作品も印象深いです。(139字)
先週の天鵞絨書店
とある街のショッピングセンターを舞台に、そこでの出来事を描いた短編集です。タイトル通り、派手な大事件は起こりません。けれども、日常で小さく動く感情を描いた、繊細で丁寧な筆致に心が癒されること間違いなし。読後は、当たり前に暮らす日々の見方が変わり、優しく穏やかな気持ちになれます。(139字)
先週紹介した本
飛鳥井 千砂『タイニー・タイニー・ハッピー』(角川文庫)
あっという間に師走ですね。寒い日が続いておりますので、ご自愛ください。
それではまた来週、お待ちしております。
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