天鵞絨書店・5月第3週
こんにちは。青井いんくです。天鵞絨書店、第18回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介する、というものです。毎週水曜更新です。
本日の天鵞絨書店
ここまで題名と内容が乖離している本は少ないと思います(笑)。題名的には過激な恋愛小説なのかな? と思うけれど、穏やかで優しい話です。そしてランジェリーというものの魅力も感じます。印象的な場面が多い本ですが、私は主人公がペディキュアを塗るシーンがかっこよくて好きです。忘れられない。(139字)
先週の天鵞絨書店
これ以上面白い本は、今年はもう読めないかと絶望しています。鬱屈をはらす、最高に刺激的な一冊。「これまで読んだことがない本を読みたい」なら間違いなくこれ。あらゆる世界を相対化し、物語という沼に(引き込まれるのではなく)突き落とされる、猟奇的なまでの読書体験ができます。(133字)
先週紹介した本
筒井 康隆『朝のガスパール』(新潮文庫)
もう今年ぶっちぎりで面白すぎた本です。今すぐ読んでください。
上のAmazonリンクを貼ってみて、「高くない⁉」と思ったら、新品はこの価格のようです……。電子書籍版もあるようなので、是非。事前に情報無しで読むことを強くお勧めします!
それではまた来週、お待ちしています。
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