天鵞絨書店・7月第2週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第25回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
読んだのは小学校中学年くらいだったはず。しかし、今でも印象深い一冊です。所謂ホームレスのおじさんに対して、人として接するまっさらな子どもの目と心には、確かに魔法使いがいた。そういう気持ちを忘れたくないなと感じます。いつも人から嫌われがちなカラスも、キュートに描かれています。(137字)
先週の天鵞絨書店
ただの不倫小説と思うことなかれ。途中が冗長的で少し読みにくいですが、是非最後まで読んでほしいです。忘れられない結末でした。不倫といっても、結婚している側が女性というのも新鮮でした! タイトルを見た友人に官能小説を疑われましたが、直接的な表現はあまり無く、恋の情緒が描かれています。(139字)
先週紹介した本
レーモン・ラディゲ『肉体の悪魔』(光文社古典新訳文庫)
ちなみに、原題は『魔に憑かれて』だそうです(Wikipediaより)。
それではまた来週、お待ちしています。
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