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天鵞絨書店・10月第2週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第39回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」

本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。

では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

今週の天鵞絨書店

近代文学は読まないんだよね~という人にも、文豪に夢を抱いている人にも読んでほしいです。これまでの「文豪観」が破壊されます。そしてもっと文豪が気になる、好きになる! 色んな文豪の人間としての意外な一面が見られ、読後は作品を読んでみたくなること必須。(122字)

先週の天鵞絨書店

「社会に疑問を投げる」というのは、芸術文化の役割のひとつだと考えます。まさにそれをやってのけた、近年の名作。現米大統領の発言大流行したアプリなどあらゆる現実とリンクしながらもディストピアを描き出す筆致には、絶望間違いなし単なるSFに終わらない、生々しい恐怖を覚えます。(135字)


先週紹介した本
中村 文則『R帝国』(中央公論新社)

上がハードカバー、下が文庫版のリンクです。余談ですが、猫将軍さんの絵もとても素敵です。

それではまた来週、お待ちしています。

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青井いんく
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