天鵞絨書店・8月第4週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第84回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
幽霊が出る場所と言えば、墓地、廃墟、トンネル、心霊スポット……と色々ありますが、もしも、隣家に「怪しい何か」が棲んでいたら? そんな悪魔的な一冊です。豪華作家のアンソロジーは読み応え抜群。寂しい家、温かい家庭、穏やかな部屋、「それ」はどこにでもいるのです。あなたの住む家にも……?(139字)
先週の天鵞絨書店
変わった美大に通う平凡な一年生と、「何か」を隠した先輩のお話。特に、家族というものにモヤモヤしている方には是非読んでほしいです。紆余曲折ありますが、テンポも良くミステリーのような展開のため、先が気になり引き込まれます。読了後は、タイトル通り爽やかな晩夏の風を感じられるような一冊。(140字)
先週紹介した本
額賀 澪『さよならクリームソーダ』(文春文庫)
それではまた来週、お待ちしています。
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