天鵞絨書店・5月第5週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第176回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。
それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
どこか不気味で、おぼろげで、そして哀しい――日本古来の怪奇譚を、細い線が鮮やかに彩ります。ただ怖がらせるというよりも、人間的なドラマや細やかな心情の描写が魅力的。タイトルだけは聞いたことがあるという方も、漫画なので気軽に読めます。長い雨の日に、しっとりと世界に耽るのにおすすめ。(139字)
先週の天鵞絨書店
電車で出会ったあの人に、恋をした。インターネット掲示板発の、ドラマチックな恋愛譚。横書きでコメントが連なる形式に最初は戸惑うかもしれませんが、少しすると慣れます。そして、それが気にならないほど続きを読みたくなっていきます。「中の人」になったつもりで、ラストまで見届けてください。(139字)
先週紹介した本
中野 独人『電車男』(新潮社)
それではまた来週、お待ちしております。
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