天鵞絨書店・4月第4週
こんにちは、青井いんくです。天鵞絨書店、第118回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
中学生の時に、授業の合間に貪るように夢中で読んだ一冊です。平凡な人物ではないけれど、極端すぎて絶対にいないとも言えない、探偵役の絶妙な個性が物語に立体感を出しています。各章がそれぞれ独立した短編のようでありながら、全体を通して謎が明かされていく構成に手が止まらなくなります。(137字)
先週の天鵞絨書店
男装女子が出てくるのは「少女漫画あるある」ですが、その逆パターン。女の子らしくなりたいという主人公と、一見完璧美人だけど……な男子の恋に、やきもきしたり、きゅんとしたり。憧れを抱く舞台設定や、二人の距離が近付いたり離れたりの季節ごとのイベントと、少女漫画の王道の魅力が満点です。(139字)
先週紹介した本
林 みかせ『君とひみつの花園』(白泉社)
⇧紙の本は売り切れのようだったので、電子書籍版のリンクを貼っています。
それではまた来週、お待ちしております。
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