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天鵞絨書店・6月第3週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第74回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
亡くなったおじいちゃんがこっそり残していたノートには、未知の夢や憧れでいっぱい。ゆるいタッチのイラストもハマって、読めば読むほど楽しくなっていきます。読後には、漠然とした不安が、きっとどこか違って見えるようになります。くすっと笑えて心温まり、爽やかな余韻も感じられる一冊。(136字)
先週の天鵞絨書店
インパクトのあるタイトルですが、しっかりとした文章力で書かれた体験談です。からだの性とこころの性という、どこか構えがちなテーマを、肩ひじ張らずに、さらっとまっすぐに書いているところがとても好きです。時に驚かされ、時にコミカルなエッセイは読み物として面白く、どんな方にもおすすめ。(139字)
先週紹介した本
能町 みね子『オカマだけどOLやってます。完全版』(文春文庫)
それではまた来週、お待ちしております。
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