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天鵞絨書店・7月第1週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第128回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。

それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

怨恨や痴情のもつれなど、様々な動機により人を殺めてしまった犯人が、捕まらないよう画策する――そういったミステリーとは一線を画す、読後にはついかぶりを振ってしまうような、異色のアンソロジーです。短編ならではのスピーディーな展開と、作家陣の個性が際立つ「不条理さ」を楽しんでください。(140字)

先週の天鵞絨書店

電子書籍が普及せど、大きな本にでかでかと印刷された写真を見る面白さには代えがたい魅力があります。小学生が夢中になってしまうような、子どもの好奇心を刺激するテーマを、実物の写真と文で紹介している百科事典。私は、この本で知った海賊の拷問方法のインパクトが強すぎて、未だに覚えています。(140字)

先週紹介した本
作・リチャード・プラット/訳・朝比奈 一郎『「知」のビジュアル百科 海賊事典』(あすなろ書房)

⇧絶版のようだったので、出版社のリンクを貼っています。

それではまた来週、お待ちしております。

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青井いんく
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