天鵞絨書店・11月第3週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第96回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
とにかく魅力的なイラストまみれで、瞳も心も大満足の一冊。架空の老舗百貨店のガイドブックのような、レトロでクラシカルでオトメなイラスト集です。百貨店での風景を描いたかわいらしいマンガのページや、ポスターを模した一枚絵も綺麗ですが、化粧品など小物の細部も愛らしくキュンとします。(137字)
先週の天鵞絨書店
タイトルが表す通り、一年間の別れの風景を描いている短編集。恋人たちが愛を語らったり、新しい恋が芽生えたりと賑やかなイベントの影にも、胸を締め付けるような悲しいお別れがある。いつ読んでもいいのですが、どこか物寂しい秋の空気に似合うような、アンニュイな雰囲気が漂う一冊です。(135字)
先週紹介した本
林 真理子『失恋カレンダー』(角川文庫)
⇧紙の本は中古のみだったので、Kindle版のリンクを貼っています。
それではまた来週、お待ちしております。
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