天鵞絨書店・8月第1週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第132回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
模擬原爆というものをご存じでしょうか。大阪出身の著者が書く、戦争にまつわる児童文学。戦争が主題とは言え、啓蒙めいた重々しい書き方ではなく、あくまでも「今」から過去を改めて見つめ直せるストーリーは、流石児童文学のプロです。読者の年齢を問わず、改めて平和を考えるきっかけになる一冊。(139字)
先週の天鵞絨書店
些細なきっかけで開いたノートが、近しい人間の秘密、そして自身のアイデンティティーに関わるものだったら。衝撃の告白から次第に展開していく小説。発表されたのは十年以上前ですが、筆名、タイトル、表紙の不思議なインパクトは今でも覚えています。読後には、意外な感情を抱くことになるでしょう。(140字)
先週紹介した本
沼田 まほかる『ユリゴコロ』
それではまた来週、お待ちしております。
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