天鵞絨書店・7月第4週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第80回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
旅行気分を味わえるコミックエッセイ。長い旅路は、感動と汗、ぐるぐる回る喜怒哀楽、ハチャメチャなトラブルの連続! 著者は女性2人組ですが、飾らずにあくまでも等身大で、生々しいエジプトの空気感を描き出しています。エジプトが好きな人もそうでない人も、読後は気になる存在になってしまう一冊。(140字)
先週の天鵞絨書店
「暑さ」と「熱さ」のある本。茹だるような夏の夜から始まる、冒頭の場面が印象的という方も多いのでは。タイトルが表す一瞬の眩しさ、弾ける熱は、まるで痛みのように。狂おしくも愛くるしいラストは必読です。火傷の跡が如く、心に消えない何かをあなたに残す一冊かもしれません。(131字)
先週紹介した本
又吉 直樹『火花』(文芸春秋)
それではまた来週、お待ちしております。
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