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天鵞絨書店・4月第2週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第169回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。

それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

生きにくかった。でも、何故なのか分からなかった――作者のある初体験を主軸に、これまでの半生を描くルポ漫画。内容に暗い部分もありますが、淡々とした描き方と柔らかな絵柄で、そこまで鬱々とせずに読めます。共感できる人もそうでない人も、こんな人がいるんだ、と作者の感性に触れてほしいです。(140字)

先週の天鵞絨書店

ガラスの靴なんていらない。それよりも、履き心地のいい素敵なヒールで、自分で道を歩きたい――そう願う全てのシンデレラに贈る、青春ストーリー。軽妙で分かりやすい解説も印象的で、ティーンエイジャー向けですが、大人も楽しめます。読後は気分が明るくなり、新しい靴が欲しくなる一冊です。(137字)

先週紹介した本
ジョーン・バウアー著/灰島 かり訳『靴を売るシンデレラ』(小学館)

それではまた来週、お待ちしております。

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青井いんく
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