天鵞絨書店・8月第1週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第185回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。
それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
これだけ短い文で、ページ数で、ここまでゾクっとさせられる本は初めてでした。ページを捲ることへの惧れ、肌の上を虫が這うような嫌悪感、最終ページの何とも言えないじとっとした嫌な質感は、忘れられない経験【トラウマ】になること間違いなし。この数年間で読んだ絵本の中で、最も印象深い一冊。(139字)
先週の天鵞絨書店
現実でも天才棋士に沸き立つ将棋界ですが、将棋がテーマのミステリーはいかがでしょうか。刑事達が追うのは、事件の鍵を握る素晴らしい駒の出どころ。そして辿り着く将棋界の大一番の行方は。将棋に明るくなくても楽しめますが、将棋が好きな人、推理ものが好きな人には間違いなくオススメの一冊です。(140字)
先週紹介した本
柚月 裕子『盤上の向日葵』(中央公論新社)
それではまた来週、お待ちしております。
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