天鵞絨書店・6月第5週
こんにちは、青井いんくです。天鵞絨書店、第127回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
電子書籍が普及せど、大きな本にでかでかと印刷された写真を見る面白さには代えがたい魅力があります。小学生が夢中になってしまうような、子どもの好奇心を刺激するテーマを、実物の写真と文で紹介している百科事典。私は、この本で知った海賊の拷問方法のインパクトが強すぎて、未だに覚えています。(140字)
先週の天鵞絨書店
小さい頃のことを覚えていますか。子どもなりに悩んでいたり、今でも記憶に残る言葉があったり。そんなあの頃の回想を中心としたエッセイ。タイトルは後ろ向きっぽくも、意外とサバサバしている著者の語りが読みやすいです。一緒になって傷ついたり考えたりと、心の奥をつつかれるような一冊です。(138字)
先週紹介した本
川村 エミコ『わたしもかわいく生まれたかったな』(集英社)
それではまた来週、お待ちしております。
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