天鵞絨書店・7月第5週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第28回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
パワフルでまさに夏を感じさせる作品。ヒッピーのジジイ(原文ママです、念のため)とロリィタの主人公という、異色コンビが大暴れ! 二人の言動は滑稽に見えるかもしれませんが、その真っすぐな姿に、気が付くと心が掴まれているはずです。夏バテなんかしていられない、ガツンとスタミナ溢れる一冊。(139字)
先週の天鵞絨書店
ちょっとトリッキーな推理小説。トリッキーと言っても、叙述トリック等ではありません。閉鎖的な空間で殺人が次々と起きる、というのはよくあるパターンですが、殺人をしたりそれを解決したりで賞金が出る、しかもそれが認知された状態、というのは異質。ぐっと読み応えがあるミステリーです。(136字)
先週紹介した本
米澤 穂信『インシテミル』(文春文庫)
それではまた来週、お待ちしております。
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