天鵞絨書店・7月第1週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第77回です。
7月7日に、第77回という奇跡に大変驚いております。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
読書好きな方なら、最年少芥川賞受賞作品でピンとくるかもしれません。子供と大人の狭間にいるもどかしさや、繋がりたいようで一人でいたいような他者との距離感、自分を嫌になりながらも、どこか縋るような主人公の言動が刺さります。痛くて(イタくて)、生々しくて、荒々しい思春期の一ページ。(138字)
先週の天鵞絨書店
こことは違う、ちょっと不思議な場所に住んでいる友人からの手紙を読むような気分になれる漫画です。全体的にふわっとしたタッチで描かれていますが、細やかな心の動きや、難しい友人関係の悩みには共感必至。人と会える機会が減った今だからこそ、この本で大切な気持ちを思い出せそうです。(135字)
先週紹介した本
小田 空『空くんの手紙』(集英社)
それではまた来週、お待ちしています。
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