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天鵞絨書店・5月第3週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第174回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。

それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

実現可能性と不可能性の塩梅が絶妙な事件を取りそろえた、新本格派ミステリーの中編集。表題作は、かなりSF的な設定でありながらも、ルールを守りつつそれを見事に活かした展開に驚くこと間違いなし。作中に散りばめられたヒントを集め、是非作者との知恵比べを楽しんでみてください。(132字)

先週の天鵞絨書店

身体は大きくないけれど、想像力のゆたかな男の子と、優しい児童小説家の往復書簡。実は本そのものに仕掛けが施されておりその遊び心がとても楽しい一冊です。住んでいる場所も年齢も離れているけれど、お互いに相手を尊重し親しんでいく様は、いくつになっても心温まります。(129字)

先週紹介した本
D.J.ルーカス(サリー・グリンドリー)著/トニー・ロス絵/千葉茂樹訳『お手紙レッスン』(あすなろ書房)

⇧Amazonが絶版になっていたので、出版社のリンクを貼っています。

それではまた来週、お待ちしております。


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青井いんく
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