天鵞絨書店・5月第2週
こんにちは、青井いんくです。天鵞絨書店、第17回です。
天鵞絨書店とは、
「140字以内で」
「題名を言わずに」
本を紹介する、というものです。毎週水曜更新です。
それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の天鵞絨書店は、その下にあります。
本日の天鵞絨書店
これ以上面白い本は、今年はもう読めないかと絶望しています。鬱屈をはらす、最高に刺激的な一冊。「これまで読んだことがない本を読みたい」なら間違いなくこれ。あらゆる世界を相対化し、物語という沼に(引き込まれるのではなく)突き落とされる、猟奇的なまでの読書体験ができます。(133字)
先週の天鵞絨書店
一番有名で、一番遠くにあるノートの物語。アニメ化や映画化、ドラマ化……と大人気の作品ですが、やっぱり一度は原作を! 絵の美しさはもちろん、ストーリー展開や複線回収が鮮やか。読む人や好きなキャラクターによって、印象が変わると思います。魅力的な話ですが、できれば存在してほしくない……。(140字)
先週紹介した本
小畑 健・大場 つぐみ『DEATH NOTE』(集英社)
実は、5月といえば五月病、五月病は「退屈」……という連想でこの漫画を紹介しました。「退屈」から始まる物語が壮大すぎる。
それではまた来週、お待ちしています。
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