天鵞絨書店・9月第5週
こんにちは、青井いんくです。天鵞絨書店、第37回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
「今の児童文学も、面白いじゃん」そう思わせてくれた作品です。子ども心にも根底にある、ふしぎなものへの畏怖、小さな欲の芽をくすぐる一冊。舞台である駄菓子屋というものが、いつか子どもに通じなくならないか不安です。分かりやすい言葉選びでありながら、決して退屈しないので大人にもお勧め。(139字)
先週の天鵞絨書店
美術は腕組みして鑑賞するもんじゃない。この本からそう教わりました。私は特に、冒頭のお墓の写真が強烈に印象に残っています。かわいいともかっこいいとも違う。表すのが難しいけれど、確かにある。そんな「美しさ」の本質を分かりやすく説いた一冊。中学生から高校生に勧めたい本でもあります。(138字)
先週紹介した本
森村 泰昌『「美しい」って何だろう?』(イースト・プレス)
それではまた来週、お待ちしています。
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