見出し画像

天鵞絨書店・8月第2週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第133回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。

それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

恐らく世界で最も有名な列車での殺人事件と言えばこの一冊。急行列車という閉じられた空間で起きた惨劇に、偶然居合わせた名探偵が挑むという王道の展開です。終着駅までに謎を解けるのでしょうか。ミステリーの女王が贈る最強のトリックを是非。列車の旅、スマホの代わりにこちらを開いてみては。(139字)

先週の天鵞絨書店

模擬原爆というものをご存じでしょうか。大阪出身の著者が書く、戦争にまつわる児童文学。戦争が主題とは言え、啓蒙めいた重々しい書き方ではなく、あくまでも「今」から過去を改めて見つめ直せるストーリーは、流石児童文学のプロです。読者の年齢を問わず改めて平和を考えるきっかけになる一冊。(139字)

先週紹介した本
令丈 ヒロ子『パンプキン! 模擬原爆の夏』(講談社)

それではまた来週、お待ちしております。

いいなと思ったら応援しよう!

青井いんく
スキをしていただけると嬉しいです :)