天鵞絨書店看板青

天鵞絨書店・2月第2週

こんにちは。青井いんくです。天鵞絨書店、第4回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。

それでは、今週の天鵞絨書店です。先週の天鵞絨書店はその下にあります。宜しければご覧ください。

本日の天鵞絨書店

変態足(脚)フェチマゾヒストの芸術家(褒めてる)の作品の中でも、この一冊が特に好き。ほの暗さの中に鎮座する美を再発見させられる。収録作品のなかでは、女に関するエッセイも名作。現代にも刺さる日本の美しさへの視線が、美しい文章で語られる。定期的に読み返したくなる本。(131字)

先週の天鵞絨書店

林真理子氏の短編集。毎年この時期になると読みたくなります。表題作に出てくる「女の心のどろどろしたもんが結晶になって、それがチョコになるような気がする」という言葉が衝撃的でした。どろどろしていない自分の気持ちを、丸ごと相手に伝えるためには?それに対する答えのようなものを感じます。(139字)


先週紹介した本
林真理子『ピンクのチョコレート』(角川文庫)
Amazonリンク(アフィリエイトじゃないですよ)


もうすぐバレンタインデーですね。
それでは、また来週、お待ちしています。

いいなと思ったら応援しよう!

青井いんく
スキをしていただけると嬉しいです :)