天鵞絨書店・3月第2週
こんにちは。青井いんくです。天鵞絨書店、第8回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介する、というものです。毎週水曜更新です。
それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の天鵞絨書店は、その下にあります。
本日の天鵞絨書店
白馬に乗った王子様なんて現れない、ということを悟った全ての人に。魅力的な人物が好きです。カテゴリー的には恋愛小説でしょうか?個人的には、「色んな意味でファンタジーだけど、その窓を通して現実も見せてくれる」話です。読後は、風を切って走るような爽やかな気持ちになれます。(133字)
先週の天鵞絨書店
友人に紹介されて読みました。繊細でしなやかな、友人らしい本だと思ったのを覚えています。表題作は、卒業式の朝の空気や暖かい日だまり、爽やかな春風を感じさせる、私にとって「春」がつまった物語です。短編集で読みやすく、どの話も穏やかな気持ちになれます。出会いと別れのこの季節に、是非。(139字)
先週紹介した本
森絵都『アーモンド入りチョコレートのワルツ』(角川文庫)
出来るだけジャンルや作家が偏らないようにしてたのですが、女性作家が続きましたね。
それでは、また来週、お待ちしています。
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