天鵞絨書店・8月第2週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第82回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
なぜこの題名なのか? と考えさせられる短編です。ある一家の話ですが、現代でもこういった家庭は実在するような気がします。ストーリーは薄暗いものの、その暗さをそこまで鬱々と感じさせないのは流石太宰治、といったところでしょうか。短編集のなかでも、ラストシーンを含めトラウマ的な一作です。(139字)
先週の天鵞絨書店
SFであり、冒険譚であり、ホラーであり、何よりエンタメである漫画です。ある日、小学生たちだけで異常な世界を生きていくことになったら……? 生き抜くためには手段を選ばない、生々しい「人間」としての姿と、グロテスクとも言える毒々しい怪物の様子に目が離せません。一気読み必至の名作です。(138字)
先週紹介した本
楳図 かずお『漂流教室』(小学館文庫)
それではまた来週、お待ちしております。
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