天鵞絨書店・9月第1週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第85回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
スポーツシーズンにぴったりのこの本を。人と比べるのをやめようという風潮が広がっている現代で、ただがむしゃらにひたむきに「一番」を目指すその姿からは、忘れかけていたものを思い出させられるかもしれません。芸人である著者のコミカルな持ち味も感じられつつ、どこかほっこりする一冊です。(138字)
先週の天鵞絨書店
幽霊が出る場所と言えば、墓地、廃墟、トンネル、心霊スポット……と色々ありますが、もしも、隣家に「怪しい何か」が棲んでいたら? そんな悪魔的な一冊です。豪華作家のアンソロジーは読み応え抜群。寂しい家、温かい家庭、穏やかな部屋、「それ」はどこにでもいるのです。あなたの住む家にも……?(139字)
先週紹介した本
朝宮 運河・編/若竹 七海、三津田 信三、小池 壮彦、中島 らも、高橋 克彦、小松 左京、平山 夢明、皆川 博子、日影 丈吉、小池 真理子、京極 夏彦・作『家が呼ぶ――物件ホラー傑作選』(ちくま文庫)
それではまた来週、お待ちしております。
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