天鵞絨書店・7月第4週
こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第27回です。
天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。
では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。
本日の天鵞絨書店
ちょっとトリッキーな推理小説。トリッキーと言っても、叙述トリック等ではありません。閉鎖的な空間で殺人が次々と起きる、というのはよくあるパターンですが、殺人をしたりそれを解決したりで賞金が出る、しかもそれが認知された状態、というのは異質。ぐっと読み応えがあるミステリーです。(136字)
先週の天鵞絨書店
授業以外で近代文学を読んだことがないという方も、この一冊を読めばあの文豪の世界に浸れます。誰もが一度は読んだことがある名作から、マイナーな作品まで幅広く入っています。有名な作品を読み直してみたり、初めて読む作品で新しい魅力に気付いたりと、とことん楽しめる短編集です。(133字)
先週紹介した本
芥川 龍之介『羅生門 蜘蛛の糸 杜子春外十八篇』(文春文庫)
明後日(7月24日)の河童忌に合わせました。「桜桃忌」もですが、亡くなった日に付けられる作品名って誰が決めたのでしょうか……。
それではまた来週、お待ちしています。
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