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【連載 ベトナム中部の魅力①】2011年 世界遺産の街 古都フエの歩き方

実際に僕がベトナム中部を訪れたのは、2011年の話です。
ベトナム中部の【フエ、ホイアン、ダナン】は、【京都、奈良、大阪】のような関係なので、3都市を一度の旅行で周ることができるし、それぞれ個性があり魅力的な都市です。
今回紹介する3都市を周れば、ベトナムの良さを十分といっていいほど体験できます。
【連載 ベトナム中部の魅力①】では、2011年の旅を振り返りながら、この3都市を紹介していきます。

2011年 フエ・ホイアン・ダナンの旅


それは、僕がベトナムで働くようになってから2年目の年でした。
数年前に友人が訪れた【フエ】という都市がとても素敵な街だと聞いていたので、そこをスタート地として数日の旅をすることにしたのです。

スケジュール


1日目 ホーチミン → フエ
2日目 フエ(DMZ)
3日目 フエ → ホイアン
4日目 ホイアン(ミーソン聖域) → ダナン
5日目 ダナン → ホーチミン

4泊5日の旅でした。
僕はダラダラする旅が苦手なので、これくらいがちょうどよかったです。

ホーチミンからフエへ


ホーチミンからフエへ行くのは飛行機が早いです。(当たり前か)
他にも、バスや鉄道で行く方法もありますが、よほど暇なバックパッカーでないなら飛行機で行きましょう。
往復で2,000,000~3,000,000ドン程度。

フエは世界遺産の都市なのに空港は小さいです。
フーバイ空港からフエ市内へは離れているのでバスもしくはタクシーでの移動となります。
市内までエアポートバス30分5万ドン。

エアポートバス – ベトナム フエ 観光 – フエ観光局
フエは、友人が住んでいた場所なので、オススメの宿は聞いていました。
BINH DUONG 1 HOTEL

バスを降りるとそこのスタッフが客引きしてきたので、そのままついていってチェックイン。
僕が泊ったのは、シングルルームですが、ドミトリーには日本人の若者が数人泊っていました。
またこのホテルは、日本人の若者(イケメン?)と日本語を話したいためか、日本語を勉強しているベトナム人の女の子たちが暇つぶしにやって来ます。
日本語もベトナムも通じるので、会話をしていてフツーに楽しかったのを覚えています。

ちなみに、イケメンは僕のことじゃなくて、バックパッカーで旅している日本人の若い男の子のことですよ。

フエへ行くときの服装


当時は、ベトナムに来たばかりであまり詳しくなかったので、完全に油断していました。
フエへ行った時は、2011年3月で、この旅行中にあの衝撃の3.11が起きました。
それはおいておいて、この季節のフエは寒いです。

摂氏20度前後でしょうか。
常夏のホーチミンから、いきなり日本の春のような季節のフエに着いたのでびっくりしました!
ホテルにチェックインしたあと、すぐ街へ出かけてジャケットを買いに行きました。
このジャケットがなければ、これからバイクで遺跡巡りへでかけるのに、寒さに耐えられません。

また、この時期のフエは天気も悪く、ずーっと曇っていました。
写真撮影などを目的で出かけるなら、4月以降の夏になってからの方が良いDESUYO!!

フエは田舎


フエ王宮の午門

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フエは、ベトナム最後の王朝グエン王朝があった都市の割には田舎です。
遺跡以外は、ちらほら観光客向けのホテルが立っている意外は何もないです。
でも、この田舎っぷりが遺跡と馴染んでいい雰囲気をだしているんですよね。
そういえば、カンボジアのシェムリアップもそんな感じでした。

ジャケットを手に入れて、防寒対策ができたら、ホテルの受付で手配したバイクタクシーのオニーチャンに、古都フエの遺跡巡りツアーへ連れて行ってもらいました。
日本語も多少話せるし、本当に田舎の素朴なベトナム人男性で良い子でした。
上に書いたように天気が悪いのは残念でしたが、嫌な思いもせずにフエの遺跡を廻りました。
うろ覚えですが、多分半日で6ドルくらいだったと思います。

フエの夜は寂しい

フエの夜

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フエは本当になにもないので、街を歩いていても人がいないし、お店も少ない。
暇だったので、カジノのあるホテルに入ってみたけど客は一人もいない。
とりあえず、10ドルくらい遊んで、とっとと出ました。

一人旅だと夜は、こんなものでしょうかね。

DMZ 軍事境界線見学ツアー


戦車 ケサン基地

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フエからは、DMZとよばれる軍事境界線見学ツアーへ参加できます。
これもホテルの受付でブッキング可能です。
フエ2日目は、白人たちと一緒にこのツアーへ出かけましたが、英語のガイダンスがあまり良く聞き取れないし、天気があまり良くないせいで景色はイマイチ。
ベトナム戦争に興味のない方は、あまり楽しめないかもしれません。

フエ最後の夜

2日目の夜は、友人から紹介してもらったベトナム人の男の子が、フエの郷土料理へ連れて行ってくれました。
場所とかチェックしておらずすいません。
すごく美味しかったけど、フエの夜は人がいないー。
だから、田舎の暗闇をバイクで走るのはそれなりに怖かったですね。

でも、すごくいいベトナム人の子だったので、楽しい夜となりました。
やはり、ベトナムの田舎の子は素朴で優しくていいなー。
次の日は、フエからダナンへ鉄道で移動して、そのままホイアンへと入ります。

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