最速ベトナム語学習方法 社会人向け通じるベトナム語の学び方
ここ最近、日越の国交が活発で、来日越人、来越邦人が年々増えています。
また、中国の賃金が上がり、ベトナムに工場を移して、駐在する日本人も増えています。
そんな日本人の壁になるのが、ベトナム語です。
ベトナム人は英語を話せる人も少なく、特に工場で働くワーカーは中卒か高卒のため、ベトナム語しか通じません。
会社に優秀な通訳がいればいいのですが、
「違訳されて、ちがうニュアンス」で伝わってしまった。
ということも多いと思います。
そんな日々を払拭するため、
「ベトナム人ともっとコミュニケーションしたい!」
とベトナム語の勉強をはじめる人も多いはずです。
しかし、いざベトナム語独学で勉強して、
「工場で頑張って話しても、まったく伝わらない!」
という方が大多数だと思います。
どうしたら、通じるベトナム語を話せるように、なるのでしょうか。
ベトナム語を学ぶ目的が大事
まず、あなたに問いたいと思います。
1)本当にベトナム語を学ぶ覚悟はありますか。
2)なんのために、ベトナム語を学びたいのか考えたことはありますか。
この2つの問いについて、ネガティブな答えを持った方、
もしくは、そんなことどうでもいいと思った方。
そういった方はベトナム語を学ぶのは向いていないので、
ベトナム語の勉強はやめて、早々に違うことを勉強した方が、自分のためになると思います。
正直、ベトナム語の勉強には根気が入ります。
「言っている言葉が通じない」
「うまく発音できない」
はじめは出来ないことだらけです。
それを乗り越える理由があり、ある程度覚悟をもってベトナム語の勉強に望まないと長続きしません。
別にベトナム語が話せなくても、社内に通訳がいたり、社内の公用語が英語であったりすれば、なにも時間をかけてベトナム語を学ぶ必要はないのです。
「おれは10年以上ベトナムいるけど、相変わらずベトナム語話せねぇ」
なんて方は結構いらっしゃいます。
まずは、
「自分はどうしてベトナム語を学びたいのか」
ということを考えて、自分なりの答えを出してみてください。
短期で駐在の方や、たまたま今はベトナムにいるけど今後他国にいくつもり、という方は英語の勉強をおすすめします。
本当に
「暇つぶしでベトナム語をやってみたい。」
という方はそれはそれでいいと思いますが、ベトナムと関わっていくつもりがないのであれば、たんなる雑学の範囲を出ないとおもいます。
語学は奥が深く、いくら学んでもつきないので、それなら目標のある資格試験を勉強したほうが、モチベーションも上がり続けやすいです。
例えば、簿記や社会労務士、宅建などをおすすめします。
語学を極める時間があれば、上記の資格3つを取る時間は十分にあると思います。
人生は限られた時間しかないので、なにが自分のためになるのか考えてから勉強をスタートすべきです。
語学力というスキルは脇役
僕自身の過去を振り返ってみますと、ベトナムに来た時は、人生崖っぷちの気持ちでした。
前職を辞めてドイツに行ったものの、どうやってドイツで人生かけ上げれば良いかわからず、半年で日本に帰ってきてしまいました。
しかし、当時は(今もですが)絶対に日本では仕事がしたくなかったので、とにかく海外で働ける場所を探していたら、たまたまベトナムでの仕事にありつきました。
実際にベトナムに来てみると、物価は安いし、料理は美味しいし、ベトナム人は明るくて付き合い易いので、この地が大好きになりました。
自分の人生はここで花開くしかない!
と思い、仕事の後ベトナム語の勉強に通うようになりました。
語学を勉強するにはそれなりの覚悟が必要です。
日本人にとって、外国語をメインの学問にするのはあまり意味無いがありません。
多くの人にとって語学は、あくまでも+αの要素であってメインの要素になりえないです。
なぜなら、英語ならアメリカ人やイギリス人の方が上手いに決まっていますし、そんな人達が何億人もいます。
英語だけで海外で勝負しようとしても不可能です。
本人のメインスキルがあって、その上で「語学があればなお良い」ということです。
ですので、自分仕事のスキルアップをせずに、語学を勉強するというのは、ある意味的外れた行為だと思います。
英語ならまだしも、ベトナムでしか通用しないベトナム語を学ぼうとするなら、よっぽど時間を無駄にする覚悟が必要となります。
振り返ってみれば、当時の僕は仕事に重きをおかずに、ベトナムに重きをおいていたということです。
ベトナム語学習にかける時間を、たとえば建築士の勉強にあてていれば、今頃2級建築士の資格くらいは取れていたと思います。
しかし、当時の僕はそれほどベトナムに執着していました。
みなさまはそれほどベトナム語への執着はありますでしょうか。
もし、あるとすればベトナム語を勉強するのに、投資する額は惜しみませんよね。
ここから先は、有料になりますが、効率の良いベトナム語の勉強方法を解説しています。
「なんだそんなことか」と思う内容かもしれませんが、効率悪くベトナム語を勉強するよりも、あなたの貴重な時間を使わずに済みます。
たった300円です。
本気でベトナム語を学びたい人は、ぜひご購読ください。
忙しい社会人向けに効率の良いベトナム語の勉強方法を解説しています。
「なんだそんなことか」と思う内容かもしれませんが、効率悪くベトナム語を勉強するよりも、あなたの貴重な時間を使わずに済みます。
(注意!!ベトナム語の学び方ですので、ベトナム語の教科書ではありません)
ご購入ありがとうございます。
それでは、「最速ベトナム語学習方法 社会人向け通じるベトナム語の学び方」の解説に入ります。
あなたはどのような方法でベトナム語を学ぼうとしているのでしょうか。
◯書店でベトナム語入門の教科書、もしくは指差しベトナム語を買って独学
◯語学学校に通う
◯スカイプなどでマンツーマンによる学習
◯ベトナム人の友人に直接教えてもらう
結論から申し上げますと、もしあなたに時間があるなら全部やった方がいいです。
しかし、ここでは忙しい社会人向けに効率のよい、最速でベトナム語を覚える方法をお伝えします。
一番効率のいい学習方法は、「語学学校に通う」ことです。
僕は、ドイツで6ヶ月間ドイツ語の勉強をしていました。
今となっては、ドイツ語はなんの役にも立ちませんが、社会を離れて勉強をしていた経験というのは、実は貴重なものだと思います。
勉強を好きな人というのは、勉強の仕方をわかっているので、こんな記事をわざわざ読まないと思います。
しかし、大多数の人は勉強が嫌いでなのではないでしょうか。
僕は本当に勉強が嫌いでしたが、なんとか大卒になれました。
ですが、この勉強嫌いのせいで、社会人になってから、20代の頃はほとんど勉強しませんでした。
もう、5年も6年も勉強しないと、勉強のやり方を忘れてしまいます。
ですので、いざ勉強しよう!
と思ってもどうやって勉強していいかさえわかりません。
僕の場合は、ドイツにいって嫌々ですがドイツ語の勉強をしていたので、勉強のやり方をだんだん思い出しました。
とにかく大事なのが、勉強が嫌いでもなんでも嫌々でもつづけることです。
それでは、どうやって嫌々つづけることが出来るのか。
それは、先行投資することです。
書店でベトナム語入門の本を買って、家でちまちま勉強していても、一向に成長しないでしょう。
まずは、語学学校にお金を払ってください。
先行投資してしまうと、人間はどうしてもそのお金を無駄に出来ないと思います。ですので、嫌々でも学校に通うようになります。
しかも、あなたはすでにここでたった300円ですが、投資をしています。
だまされたと思って語学学校を探してください。
個別レッスンのある語学学校へ通おう
しかし、忙しい社会人の方には、
「語学学校に通う時間なんてない!」
って言う方が結構の割合でいらっしゃると思います。
ですから、僕は「個別レッスンの語学学校」をおすすめします!
というか、早くベトナム語を覚えたいのであれば、グループレッスンよりも個別レッスンに通うべきです。
確かにグループレッスンは授業料は安いですが、クラスの時間帯に自分の予定を合わせなければいけないため、もし他の予定が入り何回かクラスを休んでしまうと、授業の内容がわからなくなり結局通わなくなってしまいます。
ベトナム語を習いにいっていた同僚が、何ヶ月後かに学校をやめるのはこのパターンでした。
グループレッスンは比較的時間のある学生さんにはいいですが、忙しい社会人には向きません。
さらに、個別レッスンのいいところは、自分の好きな曜日と時間帯を決められることです。
これは、忙しい社会人にとってはとても重要なメリットです。
僕の場合は、週3回1日2時間ずつで月・水・金を基本にスケジュールを組んでいましたが、次週の予定は金曜日に先生と相談し、次週の予定を変更するのは頻繁にありました。
先生の方も、理解があるので予定の変更にはなるべく協力してくましたし、突然残業が入り授業を受けれない場合も、連絡を事前にいれればキャンセル可能でした。
僕がどこの学校で勉強したかというと、Lasshoという学校です。
場所は、ホーチミン市内のmac dinh chi通りにあり、当時住んでいたTai van lungから歩いて10分くらいでした。
当時の授業料は、1時間10ドルでした。現在は、1時間12ドルに値上がりしています。
さらに日本語の先生希望の場合は、3ドルアップだそうです。
ただし、授業料は1ヶ月か2ヶ月分先払いしなければなりませんでした。はじめは200~300ドルだったと思います。
ベトナム語の発音を覚えるなら個別レッスンしかない
個別レッスンを推奨する理由はまだあります。
個別レッスンなら徹底的に発音を指導してもらえるということです。
ベトナム語の一番の壁は、発音が非常に難しいことです。
ベトナム語には声調記号が6パターンあります。(ちなみに、中国語は4パターン)
最初は声調をしっかりと聞き分けるだけでも大変なのです。
正しい声調の聞き取りと発音ができるようになれば、ベトナム語マスターへの道はグッと近づきます。
しかし、この声調の聞き取りができるようになるまで少なくとも6ヶ月。
発音がなんとなく通じるようになるまでは、少なくとも1年はかかると思います。
そもそも、なんで発音が難しいかというと、日本人が普段使わない口の動きをするからです。口元の筋肉の使い方がちがうのです。
たとえば、「イ」という発音をする口の形をつくりながら、「ウ」と言う母音があります。
ためしに言ってみてください。
周りを気にしない状況であれば、声を出してみてください。
「イ」という発音をする口の形をつくりながら、「ウ」というのです。
日本人は、こんな発音はしませんよね。
他にも、英語によくあるLとRの発音の違いも重要だったりしますし、日本人がしない発音がいろいろとあります。
ベトナム語を学ぶ初期段階は、発音については徹底的に鍛えないと、ベトナム語をいくら独学で勉強しても、通じるベトナム語は話せません。
それには、個別レッスンでないとできないのです。
グループレッスンは、基本的には受け身の授業ですので、授業の中でも自分がベトナム語を話す機会はほとんどありません。ですから、発音を鍛えるのには向いていないのです。
個別レッスンなら、1対1ですから、嫌でも下手でもベトナム語を話します。
ここまで読んで、こう思う方もいるかもしれません。
「それなら、ベトナム人の友人や学生にベトナム語を教えてもらおう。」
確かに、それなら1対1でベトナム語を話せるし、お金もかかりません。
しかし、語学学校に通わずに、タダで勉強しようというのは、あまりおすすめしません。
語学学校で覚えたベトナム語を試すために、時間をとってベトナム語で話しあう、タンデムパートナーであればいいかと思います。
確かに、学校で習ったベトナム語を話すために、ベトナム人の知人や友人と、交流を図るのは、素晴らしいことです。
しかし、「学校に通わずに、タダでベトナムの友人からベトナム語を教わる。」というのは絶対にやめた方がいいです。
これも、時間の無駄です。
もし、友人からベトナム語を教わるならお金を払ってください。
なぜなら、お金の流れがない限り、教える方(先生)も教わる方(生徒)も本気にならないからです。
もし、あなたが学生なら、それでもいいです。
でも、忙しい社会人がそんな無駄な時間の使い方をするべきではないです。
しっかりとベトナム語を学びたいなベトナム語を教えるプロから学ぶべきです。
たとえ、お金を払うとして、友人や知人の方が、ベトナム語教師のプロであればいいですが、日本語を話せるだけの人であればやめたほうがいいです。
むしろ、日本語を話せるベトナム人にベトナム語を習うと、日本語の会話ばかりになり、ベトナム語を話す時間が少なくなります。
それに、そもそも素人と専門の教師では教え方が違います。
プロの教師は、日本人や外国人がベトナム語を学習する上でひっかかるポイントを知っています。
簡単にいえば、語学学校にいる先生の方が経験が豊富で、素人よりも教え方が圧倒的に上手なのです。プロに習ったほうがベトナム語の上達が早いのです。
当たり前のことですが、お金をケチるあまりに、無駄なことに時間を使う人が多いです。
そもそもベトナム語は、発音が命で日本語とは対極にあるような語学です。
ラクして安くベトナム語を覚えようなんて思っても無理なのです。
最初の6ヶ月は徹底的に発音を鍛える
語学学校に申し込んだら、最初の6ヶ月はひたすら個別レッスンで発音を徹底的に鍛えて下さい。
ベトナム語の文法は、英語にほぼ近いですから、学生時代に英語をちゃんと勉強したひとであれば、比較的短時間で理解することができます。
文法は独学でもどうにかなりますが、発音だけは徹底的に時間をかけて訓練することが必要です。
何度も書きますが、辛くても嫌々でもいいので、週に3日*2時間の個別レッスンを6ヶ月続けてみてください。
そうすると、6ヶ月後にはなんとなく発音できるようになります。
発音を覚えると、自然とリスニングも出来るようになってきます。
ですので、社内でスタッフがどんな話をしているかも、聞き取れるようになります。
また、テレビを見ていて何言ってるのか全然わからなかったのに、なんとなくわかるようになってきます。
ここまでくれば、シメたものです。
あとは、子供が言葉を覚えて行く過程と同じです。
いろんなベトナム人とベトナム語で話してみてください。
意味がわからない言葉がでてきたら、
「その言葉どういう意味ですか?」
と恥ずかしがらずに聞いて下さい。
外国人なのだから、知らないのは当たり前です。
ベトナム語の意味をベトナム語で説明してもらうのです。
そうすると知らない単語でもなんとなく意味がわかります。
子供はそうやって言葉を覚えていきます。
それでもわからない場合は、無料の日越辞書アプリがありますので、携帯にダウンロードしておき、いざというときに確認して下さい。
僕の妻はベトナム人ですが、日本語も英語も話せません。
ですので、最初の頃のデートには日越辞書が手放せませんでした。今となっては、よっぽど難しい話をするときしか辞書アプリは使いません。
最初の3ヶ月と6ヶ月が勝負
しかし、真剣に語学学校に通って、3ヶ月勉強を続けても、結果が出ない人がいると思います。
発音は相変わらず先生に直される。
自分にはベトナム語を覚えるのは無理かもしれない。
そういう気持ちが強くなります。
この過程で自分の成長が確認できないと、嫌になってやめてしまう人が多いです。
最初の頃の「モチベーションが全くなくなってしまう」からです。
しかし、そこで諦めないでください。
続けていれば必ず成果は出てきます。
やめたくなったら、先生に相談してみてください。そのためにも個別レッスンがいいのです。
3ケ月の峠を過ぎて、結果が出てくるとまたベトナム語をやる気が出てきます。
上にも書きましたが、6ヶ月勉強を続ければ確実に成果が出ます。
とにかく、嫌でも忙しくても、ベトナム語を覚えたいなら、何が何でも語学学校に通い続けるしかないです。
そして、1年間しっかりと勉強すれば、かなりベトナム語を覚えているはずですので、自分なりの勉強の仕方にシフトすることもできます。
最後の「レベル別勉強方法 独学編」も参考にして、是非ベトナム語をマスターしてください。
レベル別ベトナム語勉強方法 独学編
<ベトナム語初級>
・日本で売っているベトナム語参考書に付録されているCDをひたすら聴く
・日本で売っているベトナム語参考書に付録されているCDに合わせて発音する
・単語を1日1個でもいいから覚える
・会うベトナム人とは知っている単語でいいからベトナム語で挨拶する
・時間があるときベトナム語のテレビを映画を観続ける
<ベトナム語中級>
・社内のスタッフや友人のベトナム人となるべくベトナム語で話すようにする
・毎日ベトナム語で日記を書く
・ベトナム語の新聞やネットのニュースを読む
<ベトナム語上級>
・通訳をする
・ベトナム語の本を読む
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