Wordpressでブログを運営するメリットとデメリット そしてその先の世界へ
こんにちは、魁人です。
この記事はブログを書いている人向け、もしくはブログを書こうと思っている方向けの記事です。かなり濃い内容なので、ブログを書いている人には得るものがあると思います。
それでは、行ってみましょう。
無料ブログのワナ
まずは、無料ブログサービスのリスクについて補足しておきます。
アメブロとWordpress両方運営している僕からすると、Wordpressでブログを記事を書いた方がGoogle検索にひっかかりやすく、僕が発信したい情報と読者が求めている情報のマッチングがし易いです。
一方で、会員数が多いアメブロは特にブログ内競合が激しいです。
たとえば、誰かが「ベトナム なんたら」とGoogle検索をかけた場合、アメブロの中から検索結果に表示される記事は、1記事のみとなります。
アメブロで永くそして多くの記事を書いている人ほど表示されやすくなり、後からアメブロに参入した人はニッチなキーワードでないと表示されません。
それは、アメブロだけではなくて、はてなブログやFC2、ライブドアブログも同様で基本的に1ドメイン1記事がルールです。
2017年の時点でアメブロの会員数は4400万人いるらしく、実際に記事を投稿している人はもっと少ないですが、会員数が多いだけ競合が厳しいわけです。
逆に言えば、はてなブログのような会員数がそれほど多くないブログの方が、検索結果に表示されやすくなります。なお、はてなブログは課金すれば、独自ドメインの設定も可能になり、さらに検索されやすくすることも出来ます。
しかし、どうせ課金するなら、サーバーと契約して、カスタマイズ性が高いWordpressで運営することでブログを自分の資産とすることができます。
また、無料ブログサービスの場合は、いつ削除されるかわからない、リスクがあります。
2019年よりアメブロでも商用利用可能になり、アフィリエイトもできるようになりました。アメブロでもはてなブログでも、課金することで一方的な削除から免除されることは出来ますが、ブログサービス自体がなくなってしまうと、いままで時間をかけて作り上げたあなたのブログがなくなってしまいます。可能性としてはかなり低いですが、最悪想定しておくべき事態です。
ここまでの内容まとめ
◎無料ブログサービスはブログ内競合があり、新しいブログほど検索結果に表示されにくい
◎独自ドメインをとれば、ブログ内競合から解放される(はてなブログでは独自ドメインの設定が可能)
◎無料ブログサービスは、サービスが永久に続くとは限らない
もちろん、個人ブログだから知り合いにだけ読んでもらえばいい、ということなら無料ブログで十分です。
ただし、変な記事を書いてアカウント停止にならないように気をつけてください。
そんなこといってもWordpressはなんか難しそう
確かに、Wordpressでブログを運営している人は、IT系の人が多いようです。
しかし、僕はIT系でもなんでもなく、普段は工場勤めの会社員なのでホームページ作成の経験などはありません。
それでも、マニュアルに従って作業していけば、意外と簡単にWordpressの立ち上げができました。
一度設定してしまえば、記事の更新は他の無料ブログとほぼ同じ作業です。
ちょっと大変なのは、Wordpressの設定を終えるまでです。
それでも、自分の本業と比べれば、全然壁は低いと思います。
趣味でブログを書いている人ならまだしも、ビジネスでブログを書いているなら、すぐにでもWordpressのサイトを立ち上げるべきです。
別にWordpressに引っ越せといっているわけではなくて、アメブロはサテライトブログとして残しておいて、大事な記事についてはWordpressのブログで発信していくわけです。
実際に僕がその方法をとっているのは、読者の方ならご存知のはずです。
以前行った読者アンケートの結果をみても、アメブロでフォローしてくれる人もいるので、どちらも運営を続けるメリットはあります。
上でみたようにベトナムブログは、Wordpressの使用者がまだまだ少ないです。はじめるならとっととはじめた方が良いでしょう。
無料ブログで3~4記事書く時間を削ってでもWordpressの設定をした方が、後々に得るものが大きいです。
Wordpressのデメリット
ここまで、Wordpressのメリットばかり書いてきましたが、デメリットも知っておいてください。
◎費用がかかる
年間で1万円程度の費用がかかります。
ドメイン取得料金 年間で1000円~3000円
サーバーの初期費用 約3000円
サーバーの月額料金 1000円~1500円
ちなみに、サーバーは他のドメインでも利用できますので、ひとつのサーバーと契約してしまえば、2~3ドメインとっても共通のサーバーを利用できます。
ただし、あまりアクセスが多いとサーバーがパンクしますので、アクセスが増えたらサーバーの切り替えの検討が必要となります。
◎設定がわかりずらい
今となっては、Wordpressの設定方法はネットで検索すれば無料の情報を得ることができます。
しかし、体系的に順を追ってわかりやすくまとめたサイトはなかなか出会えません。
僕も使用した初心者向けのテキストがあります。
Wordpressのインストールは簡単なのですが、おしゃれなサイトを作るにはテクニックがいります。詳しくは、こちらのサイトを参照してください。
Wordpressの向こう側の世界
1.時間をかけた労力に対する対価は得るべき
ひとつは、無料ブログを運営している限り、Google検索に引っかかりづらいため、Wordpressに比べて圧倒的にアクセス数が少ないです。いくら時間をかけてもなかなか報われません。
すでに200~300記事があるブログなら、Wordpressに投稿するだけで1つのメディアとして大きくなる可能性があります。
2.個人しか信用できない時代が来る
いまは、電子書籍なんかは誰でもノーリスクで出版できる時代です。
キュレーションメディアの問題があったように、価値のない記事は世の中にあふれています。
世界観を持たないメディアは、どこかのコピペの記事を量産するだけです。
何が本当なのかわからなくなった読者は、信用できる人の情報を頼るようになります。
新聞や雑誌でも、パッケージが大事なのではなくて、誰が書いている記事なのかが注目されるようになるでしょう。
たとえば、ベトナムの老舗のフリーペーパー「スケッチ」。
紙面のデザインや写真はすごくきれいに出来ていますが、記事の内容の質が明らかに落ちています。
ビジネスマン向けのスケッチプロの方が読み応えがありますが、マニアックで難しく書いた記事が多く、興味のない人はほとんど読まないような記事ばかりです。
「スケッチ」が長年の築いたブランドがあり、そこにあぐらをかいているような感じです。
ベトナムに長く住む人ほど読まなくなるでしょう。
逆に、安定して良記事が載っているフリーペーパーが「VINABOOビナブー」です。
5月号の杉良太郎の記事には感動しました。オンラインでも記事が読めます。
しかし、紙面のデザインや構成は、手作り感がありますね。
実は、ビナブーはブロガーなどの外部ライターが多いんです。(僕には声かからないけど)
タダの情報でも、読者は見る目を持って選んでいきます。
ブログ運営にはPDCAが必要
大事なのは、PV数やアクセス数ではなくて、読者の心に刺さる記事が書けるかどうかです。
そのためには、PDCAが必要です。
実行して、フィードバックして、を繰り返す。
この話は、Wordpressをはじめないと実感できないことです。
まずは、Wordpressをスタートして新しい船出をするかどうかですね。
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