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好きなデッキの要素・傾向

 みなさん、こんばんは。読書の秋オフに参加してきました、あんぷらです。

 オフ会は楽しく、一生懸命騒いできました。読書の秋ということで、読書しながら会場に向かおうとか思いましたが、リュックが重いのでやめました。本当に本を持ってきてトークンにしてる人もいましたけど(俺もやりたかった)。

 どうしてオフ会の話をしているのかというと、この読書の秋オフは、参加者全員にブログを書くことが課されるオフ会だからです。

 さて、というわけで、今回は好きなデッキの要素・傾向について書いていこうと思います。自分の頭の中を整理する目的も兼ねています。
 好きなデッキって、色々ありますよね。でも改めて、こういう要素のあるデッキが好き、と考えることって意外と少ないような気がして、こういうタイトルにしました。
 デッキの要素をある程度言語化して留めておければ、次にデッキを作る1つの指針になるかなと。

 とか言いつつ、今は次のデッキの案がないので、これを書きながら良いデッキ案が出てこないかなと、せせこましい企みのもと書いています。

 ここで書くのは僕個人の感想みたいなものなので、その辺はご了承ください。

 


独特な挙動

 まずはこれですね。特にこれがデッキのエンジン部分を担っていると嬉しいです。
 オリジナルの初動とか。綺麗にコンボを繋げていくとか。元々設定されているテーマの動きや、有名な動きから遠いほど気になります。
 挙動自体にアイデンティティを持つデッキは、デッキに対して納得する瞬間が多く、対面していてワクワクします。

 この独特な挙動っていうのを具体的に話すのはちょっと難しい。その挙動がデッキをデッキたらしめている、って感じかな。

 ただこれってデッキ全体を形作る大きなものから、特定のカードへアクセスするとかの小さなものまであって、なんとも判断しづらい。そのままデッキのシステムになっている方が、僕は好みですね。

 これを作り出すには、多くのデッキで使われている動きを知った上で、そこから外れる、でも理に適っている動きを考え出さなきゃいけない。
 どれだけデッキ構築に慣れたビルダーでも、これを産み出すハードルは高いと思います。何枚ものカードに向き合って、深く考えなければいけませんからね。しかもカードプール的に不可能なことも多い。

 僕もデッキを作るときはまずこれを考えているのですが、テーマの動きからちょっとだけずれたところとか、セットエンドに逃げがちです(罠から動き出すとそれっぽいので)。

 これがあるとデッキに新しさを覚えるし、印象も強く残ります。僕が最も興味を惹かれる要素ですね。

特徴のあるデッキリスト

 ぱっとデッキリストを見たときに、これは特徴的だなと思うものもこの界隈では多いです。

 モンスター、魔法、罠の比率が明らかに狂っているもの。
 よくセット運用されているカードが片方しかない(デッキの動きに必要なものしか入れていない)。
 デュエルシーンで必要な分の枚数しかない。エアーマン系のサーチャーを絞っていることが多い。
 
 など、この他にもありますが、見たときに綺麗さ、異質さを感じるリストが好きです。
 一応言っておくと、これはデッキ枚数はあまり関係なくて、40でも50でも48とかでも、リスト化して美しいものはあります。
 実際のデュエルより、ニューロンやTwitterで感じやすい要素ですね。

 だからか、ニューロンをよく見ている人の作るデッキほどリストの綺麗さを感じる気がします。

 これに関しては圧倒的に主観なので、説明にはなってないかもしれないです。
 わかりやすいとしたら、少数出張などでしょうか。超量のブルーレイヤーとグランパルスのみを出張したリストを見たときは、頭良いなあと思ってました。

 もちろん、それ以外のパターンでリストが好き、と思うものもありますけどね。

コンセプトから逆張り

 最近のマイブームというか、カジュアルシーン自体が逆張りということに気づいたので、熱が高い要素です。
 
 ○○抜き○○。といった既存のコンセプトから脱却する行為は、デッキの芯がわかりやすいうえ、デッキビルダーの腕を試せる題材だと思います。
 説明されれば確かに、そこを抜いてもそのテーマの強みは残せるな、と思うことが多く、先に思いつきたかったものが多いです。
 
 そのテーマ、カードの、どの要素が使いたいかを明確にしているものが多く、デッキとしての完成度も自然と上がっているように思えます。

 僕の友達に『ヴァルモニカ』のペンデュラムを『悪魔の聲』しか入れてない人がいるんですけど、それは『天使』側の破壊力を切った代わりに、フィールド魔法と『悪魔』の打点下降によるコントロールに寄せていて、それをするだけの強さを持っているんですよね。
 そういうの良い。 


戦略に沿ってカードが選ばれている

 どういうことかというと、カードより先に戦い方が来ているデッキですね。
 完全にその戦略を軸にデッキができていて、そこから逸れた要素が少ないほど好む傾向にあります。
 ランダムドロップから特定のコンボで戦っていくとか、あるカードの特異性をエンジンにするとか。
 そういったデッキってテーマ色が薄く、新しいデッキという立場を確立しているものが多いです。独特な挙動と被っているかもしれませんね。

 こだわりを持っている人が多い印象で、サブプランもそこそこの強さで抑え、ゲームを勧めるのはあくまで戦略。といったイメージですね。フィニッシャーはすげえことになったりする。

 

特定のテーマの色が薄いデッキ

 さっきからちょくちょく言っていますね。僕はこれだけで好きになることが多いです。もちろん、テーマの色が出ているデッキも好きなものは多いですが。
 僕自身が結構な飽き性なので、テーマ単体に飽きるのも早めなんですよね。だからそこから抜け出したものを見せられると感動します。

 ただ最近は収録弾が近いとシナジーするようにできているカードも多い(去年の炎属性強化で出てきたカード群とか)ので、そういうのも同じテーマだと見ている節があります。
 これが入るならこれも入るよな……が少ないほど、そのデッキリストにワクワクします。

 リストの話と被るとこもありますね。
 テーマの色が薄いと、既定路線(オフリススコーピオをスタートにすると、その関連カードでデッキの3分の1が埋まるなど)もまずないので、色々なカードの採用理由が考えられるというのもありますね。

 逆にハイランダー気味になっていることで、これを感じるデッキもあります。
 ハイランダー気味のデッキは好きなものが多いですね。デッキの厚みが見て取れるのもそうですが、それだけ数多くの採用理由を考えられる量が多くて、思考の甲斐があります。ハイランダー気味にするということ自体もその人の考えですが、ハイランダー気味にしたうえでどこまでカードが入っているか、も気になるところです。


テーマの中でも知らない動きをしている

 上の反論になる項目です。
 使われて初めて、確かにそのために付けられている効果かもしれない、と気づいたとき、テンション上がりますね。

 それがデッキとして落とし込めていると本当に良い。気づかなかった、負けたわ、って気分になる。
 『覇王門零』が自分の効果で破壊されるとペンデュラムゾーンに行くとかね。
 これも独特な挙動に入ってくるんですけど、やってる本人はそう思ってなかったりして、認識の差が出やすい部分だと感じてます。

 これみんな知ってるだろうな~って動きが珍しがられたりして、おもしろいですよね。逆もしかりですけど。


追い越されたとき

 このカード使いたいけど、良い動きが思いつかないな。ってときに、そのカードをうまく使われると負けた気になります。
 それ俺がやりたかったやつだってー。ってやつですね。

 過去に何度も経験があります。しかも負けた気になるってことは良いデッキってことなので、いつも複雑なカンジ。
 『零氷の魔妖-雪女』とか何回かあった。

 良いデッキが産まれたことを喜ぶべき。でもやっぱり悔しいんだよな。

 最近はこれを恐れてシンプルにデッキを組みがちで、ちょっと反省。



まとめ

 結論から言うとデッキ案は出てきませんでした。
 改めて書き出してみると、僕はカードの繋がりとかよりも、どうやってデュエルするかに重心を置いたデッキが好きみたいです。
 こういう戦略がまずあって、それをするためにカードが選定されているイメージでしょうか。
 使いたいカードよりも前にある使いたい戦略から考えたら、また違う味のデッキが見られるかもしれませんね。

 ブロガー祭への投稿記事というより、自分の考えを書き出しただけの散文って感じですが、もし読んだ人の指針の1つになってくれたら幸いです。

 最後に、これは本当に僕個人の考えていることでしかないので、当然これ以外にも面白いと思う要素はいくらでもあるはずです。
 実際、ここの項目には当てはまらないけど、面白いと思うデッキは数多くあります。
 きっと、僕もまだ言語化できていない、自分の中に取り込めていないデッキの要素がいっぱいあります。それに時間が経てば考え方も少しずつ変わるはず。

 デッキに対する考え方をもっともっと吸収して、もっともっと良いデッキを作りたい。
 でも、その面白さの軸になるものは自分の中に持っておきたい。
 デッキ作りは自分と人のどちらも取り込んだ上で、わがままに行きたいものです。

 この記事自体を面白くできたかどうか、不安で仕方ないので、よかったら感想とか送ってね。

 それじゃあこの辺で。
 著者は愛読書がヴァリュアブルブック、あんぷらでした。

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