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面白いけど強過ぎるカードの話(短話)


 最近はまったカードは融合派兵。あんぷらです。

 今回の話題はタイトル通り、面白いけど強過ぎる。
 例を挙げるならフルール・ド・バロネスやビーステッド、烙印融合などですね。
 バロネスなら蘇生効果。ビーステッドなら安定感を持っての除外やレベル6の供給。烙印融合は落としたいモンスターを落とせる。と、カジュアル視点から見ても面白いと言える効果を持っています。しかし……

⚫デッキの印象を持っていかれる

 私は以前、ビーステッドを使用したオッドアイズウィザードドラゴンと、烙印融合を組み込んだアルカナフォースのデッキを使っていたことがあります。短い期間でしたが。
 どちらもデッキのエンジンとしての採用であり、あくまで補助。

 ビーステッドはデッキ全体のパワーを高めたうえで行きたい展開に持って行ける。烙印融合なら初動での墓地肥やし。

 はっきり言って優秀です。しかし優秀過ぎました。

 ビーステッドを使われた相手は、脳内の容量を大きくそこに向けてしまいます。
 ビーステッドは相手の墓地を触って特殊召喚するカードですから、相手としてはそこを考慮したプレイをしなければならない。脇を固める復烙印も相手の召喚に反応する。
 と、思考の何割かを確実に割いていきます。しかも序盤から終盤まで。

 だから対戦終了後に残るのは、ビーステッドが強かったという印象。オッドアイズウィザードドラゴンが注目されたことはまずありませんでした。
 バロネスや烙印融合に関しても同様で、バロネスなんかはフィニッシャー級の性能ですから、なお印象が強い。烙印融合もそこから出るパワーで押し切れてしまいますからね。ミラジェイドが来ると構えてしまう。

 もちろんこれは私が作ったデッキの話で、これらを使っても面白いと思わせるデッキは存在します。
 例えば、所謂パワーカードの印象を塗り替えるようなコンボを魅せることができれば。
 例えば、想像を越えたデッキの広がりが見えれば。
 私には、手が届きませんでしたがね……。


⚫リベンジはしたい

 ここまで話したことに逆行しますが、すでに烙印融合を初動に組み込んだデッキを作っています。 

 今度こそ、デッキそのものを人の心に残せるように。

 さらに、烙印融合でなくてもいい、と思われなければ、なお良いですね。

 デッキは最後の1枚まで考え抜きたいものです。

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