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ザ・マスクド・シンガー2 にエンターテイメントの本質を感じているお話
2022年8月18日に配信されているシーズン2 エピソード7までのネタバレを含んでいるので、お気をつけなさって。
ザ・マスクド・シンガー2にハマったきっかけ。
有り体に言ってしまうと、時間を持て余していたから。
リビングのレコーダに未視聴のTV番組が数件残っていたものの、寝室から出られなかった8/9〜8/10。
寝室にiPadを持ち込んだ私は、Prime Videoで何かないかなあとフリックを繰り返していました。
そこで、目に止まったのが、ザ・マスクド・シンガー2。
これまでもそのタイトルは知っていたし、これまでもPrime Videoの画面で目にはしていました。
しかしながら、これまでは食指が動くとはなく。一方で、なぜ今回は食指がうごいたのかは、自分でもわからず。
そんなこんなで見始めたら、面白い。
音痴でカラオケNGの私にとっては、歌の上手い下手はよくわからず。でも、華麗な衣装と本人のダンスや、ステージの構成などは圧倒的に素晴らしい。
こういったバラエティ番組は、大好き。
この時点では、8/4に配信されていたエピソード1〜3を、一気見。
ベンケイが、私でもわかるくらいに、大きく音を外して、
ザ・マスクド・シンガーって、こんなもん?
と思っていたものの、ベンケイの圧倒的なダンスパフォーマンスに、度肝を抜かれました。
結局、EXILEのパフォーマーということで、とても納得。
シーズン2について
ダイバーの正体
一番正体を知りたい&もっとパフォーマンスを見ていたいパフォーマーであるダイバー。
エピソード6で、その正体が明かされました。
正直、歌声を聞いても、歌い方から考察できるほどの音楽的要素がない私。そして、芸能界に精通している訳でもない私。
メインの推理は、クルービデオなどの数々のヒント。あとはパネリストの推理を聞いて、なるほどと思ったり、その通りと思い込んだり、それはなないでしょと否定したりしながら楽しんでいます。
そんな中で、ダイバーの一曲目「Amazing Grace」のパフォーマンスには、鳥肌が立ちました。
好みの歌声。
主に女性のシンガーを好む私ですが、ダイバーの歌声は男性ながらも惚れる歌声でした。
続く「サーフィン・U.S.A.」、「HOTEL PACIFIC(サザンオールスターズ」も、とても素敵でした。
パネリストが別所哲也さんの名前を上げたときに、驚きと共に数々のヒントから、納得しました。
敗退するエピソードになると、妙に冴え渡るパネリストの方々。
みなさんと一緒に、マスクドシンガーの正体を推理し、見破っていくパネリストのみなさんをご紹介しましょう。
司会の大泉洋さんがおしゃっている通りで、多少の脚色は個人的には問題なしです。
タコプリの正体
タコわさじゃないの?
そんな呑んべいの意見は、どうでも良いとして。
シーズン1 イカキングの派生なのか、オマージュなのか。
パネリストの小林幸子さんが加藤諒さんじゃないの?と言った途端、私もそうとしか見えなくなりました。
うまく歌うし、ダンスも上手。それに加えて、大泉洋さんとの受け答えのうまさ。
ファイナル6 に残るだけのパフォーマンスの高さでした。
最もバラエティ以外ではドラマ「ルパンの娘」でしか、見たことがないけれど。
シーズン1について
8月11日に配信されたエピソード4、5 を見たら、無性にシーズン1を見たくなりました。
それで、8/14にシーズン1を一気見。
シーズン1を踏まえて、シーズン2があることを改めて納得しました。
例えばローズ
シーズン2 エピソード2 でローズこと水野美紀さんゲストパネリストとして登場。
あなたみたいな人多いんです。
あれは発明でしたね
物語っぽいクルービデオは、誰かの影響を受けていることはシーズン2の冒頭から示唆されていました。
それが、ローズこと水野美紀さんだということは、このやりとりで知ることができました。
じゃあ、どんなものなの?
シーズン1 エピソード9 の決勝戦まで見て、全ての合点がいきました。
ローズの物語性に比べたら、シーズン2の全員が霞んでしまいます。
制作側の都合だと言われても、ローズの物語をファイナルまで見せたことに、私は感動です。
バードの対応力が素敵
歌うというパフォーマンス以外で、光ったのがバードこと土屋アンナさん。
パフォーマンスを終えた後、司会の大泉洋さんを挟んでのパネリストたちとのやりとり。
軽妙な喋り方だけでなく、その仕草に目を引かれました。
四六時中、手足を含めて、じっとしていることがないんです。
それが邪魔になることなく、自然に動いていて、なおかつ上手いタイミングで挟まれる合いの手。
さすが、モデル / 歌手 / 女優の三つの肩書きを持つ方です。
特にファイナルでのパフォーマンスと演出は、素晴らしかったです。
もう一人のファイナリスト
ファイナリストは三人。
バード=土屋アンナさん、ローズ=水野美紀さん。
じゃあ、Miss・テレビジョンは誰?
もともとシーズン2を途中まで見ていたので、他にはエスカルゴ=小林幸子さん(正体を知っていても、丸わかりの歌い方が素晴らしい)。
惜しくも敗退し、Taik it off!! した方々に感心しつつも、ファイナルまで残ったMiss・テレビジョンは誰だか、全然わかりませんでした。
まあ、それもCrystal Kayさんと聞いて、なるほどと思いました。
Crystal Kayさんは積極的に聞いていた訳ではないですが、時代の要所要所で印象に残る曲を歌っている方。
本物のシンガーですね。
マスクをしていた時は分からなくても、素顔で歌うとしっくりとくるもんです。
人間、一つの感覚器に頼っちゃいけませんね。
これからのザ・マスクド・シンガー2
残りはセミファイナルとファイナル
シーズン1に習うなら、8月25日にセミファイナル、9月1日にファイナルが配信でしょう。
それまでに、どうするか?
未見の方は、ぜひシーズン2 エピソード1 から見てください。
一日1エピソード(約60分)を見ていけば、十分追いつけます。
ただし、ザ・マスクド・シンガーは、
シーズン1は
誰もが知っているセレブたちがマスクをかぶって最高のパフォーマンスを披露しその正体を推理する番組。
シーズン2は
みなさんと一緒に、マスクドシンガーの正体を推理し、見破っていくパネリストのみなさんをご紹介しましょう。
と司会の大泉洋さんがおっしゃっています。
純粋(?)に歌唱力を競う、楽しむ番組ではありません。
Amazon のレビューはこの点を勘違いしていると、個人的には考えています。
投票結果が出ました
会場にいるつもりで、推しの一票はすぐ決まります。
誰が敗退するのか?
という予想は毎回迷い、悩みます。
まあ、すんなり決まることもあるけれど。
このドキドキもこの番組の楽しみの一つ。
注目のパフォーマー
ダイバーが敗退した今、私の注目はアンブレラです。
歌唱力といい、クルービデオでのヒント&ミステリー、大泉洋さんとのやりとりの上手さ。
どれをとってもハイレベル。
本職もシンガーなのかなと思うけれど、全然予想がつかない。
あとは、クレープ。
パネリストがいう通り、しょこたんっぽい。でも、大泉洋さんやパネリストのやり取りをしていると、違和感を抱くのも正直なところ。
間違って「ギザかわいい」とか言ってくれたらいいんだけれど。
ドラゴン3こと尾上右近って誰?
そんな今日この頃。