ヴォクス・マキナの伝説 選ぶことが大切だというお話。
2月10日の最終話配信から1ヶ月。やっと、ヴォクス・マキナの伝説 シーズン2を見終えました。
エピソード10〜12はシーズン2のクライマックスであると同時に、シーズン3への引きがあり大満足の内容でした。
鍵となるのはヴェスティッジ(痕跡)
音声では「ヴェスティッジ」、日本語字幕では「痕跡」。
英語能力ゼロ、ヒアリング能力ゼロ の私ですが、WEBの力は偉大です。
ヴェスティッジで検索したら、vestige という単語がうまく引っかかってくれ、跡や痕跡という意味だと知ることができました。
まんまの訳なんですね。
でも、何かしら意図があることは間違い無いでしょうね。
ドラゴンや神が存在する世界。
ドラゴンは伝説的な存在で、この次元で頂点に立つ。
さらに上位に立つのが神だけど、なんらかの理由でこの次元に直接手を出すことができない。
そんな神がこの次元に存在した痕跡が「ヴェスティッジ」。
剣や弓、籠手の形状をしたヴェスティッジをドラゴンが直接装備をするのは考えにくい。
ということは痕跡としてなんらかの力を秘めている。
そんなヴェスティッジの力を使って、灰の王ソダークはこの次元に再度顕現し、神々を滅ぼす。
というのが、私の妄想。
明らかになっているヴェスティッジは4つ。
剣のミスカーヴァー:スキャンラン
デスウォーカーの鎧:ヴァクス
籠手のタイタン・ストーン・ナックル:グロッグ
フェンスラスの弓:ヴェクス
シーズン1の冒頭、酒場で飲んだくれていたパーティとは思えない成長です。
成長の原動力は「選ぶこと」
シーズン2のテーマは「選ぶこと」。
スキャンランが「運命なんてクソ喰らえだ」というようなことを言っていますが、まさにその通り。
ヴァクスもカラスの女王の戦士となることを選択し、その結果、運命ではない選択の力を知ることになります。
手強い相手に立ち向かうのも選択
手強い相手から逃げるのも選択
どちらを選択してもいい。
でも、その選択には責任(逃げないこと)が伴うということ。
気になったネタ諸々
嵐の旅団
グロッグがかつて属していた風の旅団。
音声では「リョダン」というグループ名っぽい発音だったので、日本語字幕で「旅団」だったのにびっくり。
頭脳派のはずのパーシー
シーズン1で主役級の扱いだったせいか、今回はダメダメ。
外交官として扱われず、フェイの国に対する変な自信、技術的な講釈を長々とする……
かわいそう。
ドラゴンたち
灰の王こと赤いドラゴンのソダーク
本当の目的が今後のシーズンで明らかになって、それを防ぐことがヴォクス・マキナの伝説となりそう。
白いドラゴンのヴォルガル
氷のブレスを放っていたけれど、ソダークの忠実な部下っぽい。
緑のドラゴンのライジャン
ソダークを倒すという点で、人間たちと利害が一致するという。
毒のブレスはエグかった。
なんて書いていたら、黒いドラゴンだった。
油断大敵を体現していた。
パーティー内の恋愛
OKなんですね。
ヴァクスとケイレス。
スキャンランとパイク。
でもヴァクスとケイレスは、まだ微妙な距離感。
今後は楽しみ。恋はフレーバー。
パーティのメンバー確認
ヴォクス・マキナの7人の特徴をまとめます。
シーズン3が始まった時に、確認できるように。
シーズン1にまとめたおいたのが役立ったので。
ヴァクス(ヴァクシルダン)
ハーフエルフ。イケメン担当。ダガーを主に使い、敏捷性と手数の多さで勝負するタイプ。錠前やぶりも得意なので、シーフやローグといったところ。冷静な自信家。
ヴェスティッジ、デスウォーカーの鎧を身に纏う。また、カラスの女王の戦士になることを選択し、その対価としてカラスの羽で飛んだり、命を繋ぐ糸が見えるようになる。
ケイレスに好意を持っている。
ヴェクス(ヴェクサーリア)
ハーフエルフ。アーチャー。クマのトリンケットを使役する。昔の出来事が原因で、ドラゴンが近くにいると頭痛がする。戦闘という点では、ヴァクスよりも強い。
ヴァクスとヴェクスは兄妹。父親がエルフ。かなり蔑まされている。兄に守られてきたが、兄を守ってもいる。
ヴェスティッジ、フェンスラスの弓の使い手。一射ごとに属性を変えることができる優れもの。
パーシー(パーシバル・デ・ロロ)
ヒューマン。銃使い。ホワイトストーンの領主だったデ・ロロ家の御曹司。紆余曲折あり傭兵の身となっている。復讐心に囚われている。使っている武器の名前は、ペッパーボックス。復讐を誓った武器で、銃身には復讐相手の名前が刻まれている。
ホワイトストーン編で、パーシーの過去が語られ、人物像が深く掘り下げ、描かれた。ホワイトストーンの領主は、妹のカサンドラに託した。
今シーズンでは、ほとんど見せ場がなかった。
ケイレス
ドルイド。風のアシャリ。
アシャリが部族の名前なのか、役職なのか、人種なのか、現時点では不明。外観は、ヒューマンとほぼ同じ。そばかすが特長的。アーメンテをやり遂げないと帰れないらしく、今の状況だとやり遂げられないっぽい。虎に変身して戦ったり、鷲に変身して飛んだりすることが出来る。
パイラの街で、火のアシャリとしての力も開花する。
ヴァクスに好意を持っている。
スキャンラン・ショートホルト
ノームの吟遊詩人。夜の申し子。リュートと共に歌うことで、中をやる気にさせたり、うんざりさせたりする。どちらかというと、うんざりさせることの方が多い。魔法のような効果を発揮する歌があり、人を捉えたり、片手を具現化して物を持ったり、空を飛んだりできる。
遊び相手が産んだ娘に出会い、逃げない人生を送ることを決意する(あと娼館に行かないことも)。
ヴェスティッジ、剣のミスカーヴァーを手にする。黒のドラゴン、アンブラシルに止めを刺す。
パイクと相思相愛。
パイク・トリックフット
ノーム。クレリックで、エバーライトの光の力を使う。光の力で、盾を具現化したり、メイスっぽい武器を具現化している。直接、ぶん殴ったりするのでモンクっぽい一面もある。光の力なので、アンデットなどにめっぽう強い。でも単純な腕力には負けることもある。
幼い頃、グレッグに助けられたことから、彼のことをとても信頼し、心配している。グレッグの怪我は真っ先に治す。
スキャンランと相思相愛。
グロッグ
トロール。斧を振り回す、筋肉バカ。殺すこと(戦うことではない)と酒を飲むこと、食べることが、三大欲求。こういうキャラクターの常で、たまに本質をついた良いことを言う。それ以外の時は、戦闘要員。
嵐の旅団では、小さく、弱い存在だった。さらに小さいノーム(パイクたち)を助けるために、旅団を去ることになった。しかし団長である叔父に決闘を挑み、仲間の力も借りて勝利する。力の源は仲間。
ヴェスティッジ、籠手のタイタン・ストーン・ナックルをはめている。力を解放すると、体が一回り大きくなって戦闘力上昇。
「やつは我らの中でも最弱」は世界共通?
そんな今日この頃。