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音を楽しむから音楽なんだというお話。
森川美穂さん、2023年最初の活動。
京都、横浜でのライブ。
渋谷でのトークイベント。
このトークイベントに参加してきました。
MCはkeiZiroさん。
キーボードの野崎洋一さん。
さらに作詞家 松井五郎さん、作曲・編曲家 山川恵津子さん。
豪華なメンバーでのトークイベントでした。
オフィシャルサイトでミニライブもあると書かれていたのに、見落としていた私。
ミニライブで一気に熱量があがりました。
歌ったのは
もう海は泣かない
誰?
それだけのこと
Whip
ことづて
の5曲。トークパートへと繋がる曲ばかり。
トークパートでは松井五郎と森川さんとの出会いや山川恵津子さんと森川さんとの出会いが語られました。
特に松井五郎さんは、一曲一曲の思い入れや狙いなどが語彙豊富に語られました。
さすが作詞家と言ったら失礼ですが、平易な言葉を的確に使っていました。
若い頃はポップな応援歌的な楽曲が多かったので、森川美穂にはそう言ったイメージを持っている方が多い。
でもそこをいい意味で裏切って、しっとりした大人の森川美穂を見せたい。
このバランスは常に考えている。
そんなふうに語られていたのが印象的でした。
私は ブルーウォーター で森川さんを知ったので松井五郎さんの語るように元気なイメージがまず思い浮かびます。
ファンクラブの人気投票での1位、2017年のベストコレクションのアルバムタイトルは Be Free でこれも元気な応援歌。
今回のアルバムでいえばポップな曲の代表は、おそらく Whip。
その一方で 誰? や それだけのこと はぐっと大人のイメージを纏っていると思いますを
山川恵津子さんのお話で印象的だったのは、曲の長さについて。
セルフカバーの kiss。原曲は5分を超える「長い」曲とのこと。現代の主流である3分程度というお話。
サブスク時代の今は、長い曲は避けられる傾向にあって、イントロが無い曲もある。
ライブではイントロをつけたりしているのだろう。
詩、歌の部分の長さは変えられないから、間奏などを中心にアレンジしたとのこと。
普段、曲の長さについて気にしたことがなかったので、とても興味深い内容でした。
歌い手だけで成り立たないのはもちろん、作曲家や編曲家、作詞家、エンジニアなど多くのプロが集まって音楽が生み出される事が改めて素晴らしい事だと思いました。
だから私は「音」を「楽」しむ「音楽」を全力で満喫しよう。
次は3月!
そんな今日この頃。