あなたの番です 第1章終了時点での考察 交換殺人を裏で上手く操っている黒幕が起こした殺人パターンB
この一連の事件の犯人(黒幕)を考察します。
現段階でこの事件の黒幕を絞るのは情報が足らないのですが、個人的に引っかかっている人物は、第1話で1度だけ出てきた黒島彼氏です。
この黒島彼氏を黒幕と仮定して考察していきます。
※情報が少ないため、かなりの妄想と想像が入りますがご了承ください。
黒島彼氏の俳優は「水石亜飛夢」さん(23歳)
年齢的に沙和と同じ大学である可能性が高い。
もともと黒島彼氏を疑うきっかけとなったのは、雑誌で一瞬だけ映った桜祭り乱闘事件の記事でした。
「逮捕された32歳会社員と大学生の関係」という見出しを見たときに、暴力的な大学生というワードで彼が候補になりました。
なぜそう思ったかを解説していきます。
第1章終了時点で沙和の残っている謎として、3話までにあった身体の傷の理由がまだ明かされていません。
1話
2話
3話
このことから、黒島彼氏は沙和に定期的にDVを行っていたと思われます。ここでポイントなのは普通のDVではなく、異常愛(沙和を守りたい、独占したい)によるDVで、それは翔太が菜奈を思う気持ちと同等であり「愛する人のためなら・・・」が翔太と真逆のパターンと推定。
そして4話から身体の傷が無くなり明るくよくしゃべるようになる。
それは浮田にも指摘されていました。
以上のことから、沙和は黒島彼氏と3話まで付き合っていて4話で別れたと思っています。
3話まで付き合っていたことを前提にすると、3話までの情報を沙和は彼氏に話していたと考えます。
・住民会で交換殺人ゲームが行われて自分が「早川教授」と書いたこと、「赤池美里」を引いたこと
・管理人(床島)→山際祐太郎→タナカマサオまでが順番に死んでいること
・書いた名前の人物が死んだら脅迫状が届いて脅されること
黒島彼氏はここまでの情報を知ったうえで沙和と別れたが、円満な別れではなかったために現在はストーカー化していると推定(沙和の部屋に盗聴器や合鍵など)
実際に8話で沙和が誰かに尾行されているシーンがありました。
この人物が黒島彼氏だと思っています(靴のサイズは26.5cmであってほしい)
沙和と同じ大学ということは、もし早川教授が亡くなったら黒島彼氏の耳にも入るはず(早川教授は2話で流れた目黒区の火事で亡くなったと思っています)
早川教授が亡くなったと知った黒島彼氏は、交換殺人ゲームで沙和が「早川教授」の名前を書いたことを知っている。書いた人物が死んでしまったことで、今度が沙和が脅迫されるのではないか?沙和とは別れているけど、やっぱり沙和を守れるのは自分しかいない、と思い始める。
沙和を守るために、沙和の引いた「赤池美里」の殺害を計画する。これが動機だと見ています。(実際に別れたと思われる4話で赤池美里が殺害されているのが裏付け)
翔太の言う「菜奈ちゃんのためなら何だってできます!」と同じ原動力で、黒島彼氏は沙和のためなら何だってできる、人だって殺せる。
このドラマを通じて秋元康さんが何を伝えたいのか?を考えたとき、同じ愛情でも愛し方次第で何でもできてしまう人間性だと感じました。
ここまで床島→山際祐太郎→タナカマサオと、交換殺人ゲームに参加した住民が順番通りに殺人を犯していっていたのに、ここで初めてゲームに参加していない実行犯が現れます。
犠牲者⑥ 赤池美里・吾郎
実行犯 黒島彼氏
引いた人物 黒島沙和
書いた人物 浮田啓輔
ターゲットを赤池美里に決めた黒島彼氏は、赤池美里を尾行(沙和から赤池美里のことを聞いている前提)
尾行中にケーキを買う赤池美里を見て、今回の計画を思いつく。
黒島彼氏は沙和が脅迫されないように、交換殺人ゲームをちゃんと実行したとアピールしたいためチョコプレートを用意。
本来は「管理人さん」「山際祐太郎」同様に、書いた紙を死体の近くに置いておけばいいのに、黒島彼氏は交換殺人ゲームに参加してないためにどのような紙を使用したのかわからず、チョコプレートになったと思っています。(元々はチョコプレートで名前を表現することにずっと引っかかってて、もしかしたら犯人はどんな紙を使ってどんな風に交換殺人ゲームをしたか知らないのでは?と思って、ゲームに参加していない人を疑うきっかけとなりました)
沙和の部屋の合鍵を持っている前提なので、沙和がいない時を見計らって部屋に侵入、そしてベランダを経由して202(沙和)から502(赤池)へ移動してベランダに潜み殺害の機会を伺っていた。
と思っていました・・・
このセリフが出るまでは(泣)
なので、現段階でどうやって入ったかは考察できないけど、部屋に潜み赤池美里、及び逃げた吾郎を殺害後にチョコプレートに変更。そして疑いが別にかかるように幸子にブータン料理屋の袋をかぶせて逃走。
その後チョコプレートが無くなっていたのは、交換殺人ゲームのことが警察にバレたくなかった早苗が処分したと思っています。
黒島彼氏は沙和の部屋を盗聴している前提なので、沙和の部屋で行われている書いた紙引いた紙の話し合いも耳に入っているとして、赤池夫婦殺害後に、黒島彼氏は捜査が他に散るように住民への脅迫を開始します。
それが久住と浮田への脅迫です。
同じ筆跡の持ち主から2人同時に脅迫されている。
本来、順番に交換殺人が行われていれば2人同時に脅迫されることはない。
久住もそのことに気づいていました。
この奇妙な事実こそが、交換殺人ゲームに参加していない人物が関わってきた裏付けだと思っています。
沙和の書いた「早川教授」が死んで、引いた「赤池美里」も死んだ。
久住と浮田を脅迫して彼らが犯行におよんでくれれば、もうこれで沙和の心配はない。
そう思っていた黒島彼氏に、予想外の出来事が起こる。
それは、浮田が名前を書くときに細工をして「赤池美里」を引いた人物に目星がついていたこと。
そしてその後、沙和がカマをかけられたことを盗聴器で知る。
せっかく沙和に危害が加わらないように犯行や脅迫を行ったのに、浮田が気づいてしまったせいで沙和が疑われる結果となってしまった。
そこで、次の事件が発生します。
犠牲者⑦ 浮田啓輔
実行犯 黒島彼氏
引いた人物 なし
書いた人物 なし
浮田殺害の最大の謎は、誰も名前を書いていないのに殺されたことだと思っています。(翔太は浮田さんの名前を書いた人がいると推理していましたが、黒幕にとって都合の悪いことを知ってしまったから殺されたと思っています)
よって、黒幕にとっては殺す予定のなかったイレギュラーの犯行だと考えています。その証拠に、赤池事件のときには証拠を残さなかったのに今回は目立つところに足跡を残しています。
それが計画的ではなく、焦って犯行におよんだ裏付けだと思っています。
浮田を尾行してリサイクルショップまで行き、店前で潜んでいるところに西尾、あいり、柿沼が店から出ていくのを確認後に殺害。
靴のサイズ26.5cmは黒島彼氏のサイズ。
死体の口角を上げることについては、過去のトラウマか何かで笑うことに対して異常な執着心があると見ています。(例えば子供の頃に親に虐待を受けながら「もっと笑え!」と言われていたとか?)
そしてこの考察だと口角上げの共通点から、菜奈を殺したのは黒島彼氏になるのですが、脅迫動画の声が沙和にしか聞こえなくてパニック中です・・・(でも沙和の伸長で背の高い赤池美里を立ったまま一発で頸動脈を切れると思えない)
色々と疑問は尽きないのですが、現時点での犯人(黒幕)を黒島彼氏と仮定した銀田一考察は以上になります。
長々と読んで頂きありがとうございました!(^^)
P・S
児島佳世と甲野貴文はだけは情報少なすぎて・・・
何がなんやら。