【10問10答】インド支社ワーケーションレポート『ロケーションにこだわらない働き方。現地滞在で見えた海外メンバーとのコミュニケーション』
こんにちは、『経済のめぐりを変えていく』をミッションに掲げるGincoの採用担当です!
私たちGincoはアジアNo.1のWeb3インフラを構築するブロックチェーンエンジニアリング組織を目指して、インドに開発拠点を設立しています。このインド拠点は、NHKの「おはよう日本」でも取り上げられるなど、スタートアップの組織戦略としても大変注目されています。
今回はそんなインド拠点でのワーケーションを活用した太田さん(エンジニア)に、10問10答してみました。
フルリモートワークで働くことが可能な当社では、仕事する場所と時間をあらかじめ会社に申請することでワークスタイルの1つとして認めています。
グローバル進出を進める私たちGincoでの働き方について、ぜひご興味をお持ちいただけると幸いです!
1.まずは、自己紹介をお願いします。入社のきっかけや担当している業務を教えてください。
バックエンドエンジニアの太田就士です。入社以来、エンタープライズ向けウォレットを開発するGEW(Ginco Enterprise Walletの略称)チームに所属していましたが、今年の10月からはWeb3 Cloudチームに異動し、チームをもつ立場になりました。業務内容は、一般的なSaaSアプリケーションと同様の機能開発や保守運用に加えて、ブロックチェーンプロトコルのR&Dも行っています。
Web3業界に興味を持つきっかけは、元々Gincoで働いていた友人から「ブロックチェーンに興味ない?」と声をかけられたことです。ただ、当時は別のスタートアップでエンジニアをしていたため、Gincoで働くことに大きな関心はありませんでした。その後、CTOの森下さんを紹介してもらい、定期的に事業や組織、ブロックチェーンについて話しを伺い、自分でもブロックチェーンを触ってみたり、調べるうちにWeb3業界で働くことに興味を持つようになりました。さらに半年間、森下さんと定期的に話しをする中で、Web3業界の他のどの会社でもなくGincoの彼の下で働きたいと強く感じるようになり、入社を決意しました。
2.今回ワーケーションを実施したきっかけとワーケーション先をインドとした理由を教えてください。また、どのくらいの期間でワーケーションを取られましたか?
ワーケーション先にインドを選んだ理由は、ベンガルールに当社のインド法人のオフィスがあり、GEWチームに所属しているインド人エンジニアのメンバーもそこで働いているからです。
Gincoには多くのインド人エンジニアが在籍しており、私は日常的に彼らとコミュニケーションを取る機会があります。オフラインで直接会って仕事ができたら良いなと考えていたため、ワーケーションを取ることで実現できると思い、渡航を決めました。渡航期間は約3週間です。
3.渡航準備や手続きなどで大変だったことはありますか?会社への申請など気になったことがあったら教えてください。
会社への申請はオンラインで社内申請のみで、5分程度で終わる簡単なものでした。当社は普段からリモートワークで自宅以外で作業する時も申請が必要ですが、作業は全く同じなので審査や時間のハードルの高さは一切ありませんでした。
渡航準備も万が一の場合でもパソコン一台あれば業務に支障はでないので特に大変なことはありませんでした。
4.普段の業務でインド人のメンバーとの関わり方で工夫していることはありますか。
普段はオンラインでのやり取りが中心のため、Google Meetsなどを使って直接話す機会を積極的に設けています。話す内容は業務の相談から雑談まで幅広く、今回のインドでのワーケーションを通してさらに良好な関係を築け、今ではプライベートでも連絡を取り合うほど仲良くなりました。
また、インド支社で採用されているメンバーは、基本的に経験豊富なシニアレベルのスキルや知識を持つ方々ばかりで、とても優秀です。そのため、設計や実装について議論する際には、彼らの知見や考え方を積極的に吸収するよう心がけています。
5.インド支社を実際に訪問された際の印象(オフィス環境、業務時間など)はいかがでしょうか。また、現地ではどのようなことを意識して業務に取り組まれましたか?
オフィス環境
オフィスは日光がよく差し込み、開放的な雰囲気があり、仕事をする環境としては理想的だと思います。トイレ
インドのトイレは衛生面で綺麗とは言えませんが、オフィスのトイレはホテル以上に清潔で、トイレットペーパーも常設されているので、自分の中ではインド滞在中の中では最も綺麗で快適なトイレだったと思います。ウォーターサーバー
インドは水道水を飲むことができないので、飲食店であってもわざわざペットボトルを購入しなければなりませんでした。しかしベンガルールオフィスにはウォーターサーバーが設置されていて、きれいで冷たい水が飲み放題です。私は一日2〜3リットルくらい水を飲むので、インドで生活をしているとこれがものすごくありがたかったです。コミュニケーション
業務は日本からオンラインで行うのと変わりはありませんでしたが、普段の業務でチームを跨いでコミュニケーションをとることも多いため、チームメンバーはもちろん、他のチームのインド人メンバーとも積極的にコミュニケーションを取るようにしました。この渡航を機に他のメンバーとも打ち解けることができたのは、とても良かったと感じています。
6.インドへのワーケーション前後で、ご自身の業務上の変化はございますか?
多くのインド人メンバーとオフラインで会って話すことで、以前よりも距離が近くなったと感じています。また、一緒に渡航した上司とも親密になりました。業務上の大きな変化はありませんが、普段はフルリモートな環境だからこそ、オフラインで直接会ってコミュニケーションを取ることの重要性を再認識できました。
7.ワーケーションの前後を通してご自身の価値観の変化はございますか?
食に関しては、お味噌汁のありがたみと美味しさを改めて実感しました。現地の食べ物は基本的に美味しく、不満はありませんでしたが、辛くてヘビーな料理が多かったため、お味噌汁が本当に美味しく感じました。
8.インド滞在中に驚いたこと、楽しかったことがあったら、その具体的なエピソードを教えてください。
驚いたことは、数え切れないほど多く、語り尽くせません。インドでは日常生活を送る中で、5分に一度はツッコミを入れたくなるような日本での生活でも想像もできない出来事が起こるレベルでした。
いくつか挙げると、まず食べ物が意外な驚きポイントでした。渡航前は、「辛くて美味しくない」という話をよく聞いていましたが、私が現地で食べたものはどれも美味しかったです。辛さは予想通りでしたが、食事に関しては滞在中に飽きることはありませんでした。
また、都市間を移動するバスや電車に乗るのに大変苦労したのが印象的です。東京と比較するとバスも電車も時間通りに来ることは少なく、特に都市間を移動する電車では遅延情報と実際の運行状況が異なり、かなり混乱して乗り遅れそうになりました。
楽しかったことは、休憩時間に同僚とオフィス隣のチャイが飲めるカフェに行ったり、休日に一緒に遊びに出かけたことです。現地のメンバーだから知っているような、観光客があまり行かない場所にハイキングに連れて行ってくれたり、美味しいインド料理が食べられる地元の人しか知らないようなお店を案内してくれたりしました。私は今回の渡航でベンガルール、プネー、ムンバイ、ニューデリー、アグラを訪れましたが、インド支社もフルリモートで働けるため、全メンバーがベンガルールオフィスに出社しているわけではなく、プネーとムンバイにも別チームの同僚が住んでおり、初めて会ったにもかかわらず、親切にいろいろな場所を案内してくれました。
9.インド滞在中に大変だったことがあったら、その具体的なエピソードを教えてください。
現地で特に苦労したのは、SIMカードの購入です。私は海外に行く際には必ず現地のSIMカードを購入し、電話番号を使えるようにして、現地のサービスを利用できるようにしています。しかし、インドではSIMカードのアクティベートにあらかじめインドの電話番号が2つ必要だったり、どの店舗でも店員さんの対応が日本と比較すると親切ではなかったりと、大変な思いをしました。結局、インドに到着してから毎日店舗に通い交渉し、電話番号を手に入れるのに3日もかかりました。
10.ワーケーションをみなさんにおすすめできますか?その理由も教えてください。
ワーケーションはぜひおすすめしたいと思います。まず、環境の観点で言うと、普段とは違う場所で働けることで気分転換になり、日常の生活や勤務中も異文化に触れることで毎日新しい刺激が得られるのでとても楽しかったです。また、インドオフィスでのワーケーションに限って言えば、インドのメンバーとオフラインで交流し、距離を縮めることが、自分にとって非常に大切だと感じましたし、信頼関係の構築にもつながると思いました。何より、とても楽しい体験でした。さらに、日常も業務上も英語しか使えない環境なので、エンジニアに限らず、将来、グローバルで活躍したいと考えている人や英語力を向上させたい人にとっては、スキルアップの観点からも非常に良い環境だと感じました
以上、インド支社ワーケーションの10問10答でした。
Gincoが少しでも気になった方は、ぜひ、どんな職種で募集しているのかご覧ください。ご興味があればカジュアル面談でお話しましょう。お気軽にご応募ください👇お待ちしています!