壱岐・対馬の話(前編)
最近仕事が荒らんでいるので(笑)今日は
「私が離島旅にハマるきっかけ」となった島をご紹介します。
壱岐・対馬。(今思うと)なんとメジャーな離島なのだ!
まず対馬で二泊、そして壱岐で一泊、船便の関係で博多で一泊の4泊5日1人旅。
なのでまずは対馬のお話をします。
時は2010年の春。なんと9年も前(笑)
飛行機で福岡空港に向かい、そこから博多港へ。
この時が人生初プライベート飛行機(修学旅行でしか乗ったことがなかった)でした。
そして、時間短縮のためフェリーではなくジェットフォイル(高速船)に乗ったところ、かなりシケていたこともあり、まー揺れる揺れる。
命の危険を感じるレベルの船酔いをしたのは今のところこの時だけです。最初が一番ハードだった(笑)
対馬について、すぐ入ったトイレの様子。
いや読めないって!(笑)
このあと知ることになるのですが、対馬は観光客のほとんどが韓国人。ホテルでも周りが何しゃべってるか全然分からなかったし
街の標識なんかもほぼハングル。
港のある街「厳原(いずはら)」の景色。幻想的。
遣唐使も遣隋使もこの島を経由して旅立って行ったのだね…(ロマンの世界)
なんか意味深。。。
ちなみに、対馬仏像盗難事件が起きるのはこの二年後。事件が起きる前に行って良かった…
初日は対馬についた時点で夕方になっていたので、おとなしく宿で寝ました。
さて翌朝、港がある厳原から路線バスを利用して「比田勝(ひたかつ)」へ移動。
厳原が日本との玄関口なら、比田勝は韓国との玄関口。天気が良ければ釜山が見えるという近さ。ゆえに比田勝にはいろんな遺跡があるのです。(今は栄えてないけど)
対馬はとーっても広い島なので移動にめちゃくちゃ時間がかかります。
比田勝行くのにバスで二時間くらい掛かった記憶…
このバスの中には私と運転手さんと、もう1人おじさんの3人だけが乗っていて、この「おじさん」がこの旅のキーパーソンとなりました。
比田勝つく前にちょっぴり寄り道。日本一の樹齢を誇る「琴(きん)の大銀杏」。
しかし、大声で「日本一」言うと「対馬はそもそも日本なのか」と言うややこしい外交問題が発生するので、「日本」の立場的には公式ではないらしい。ちなみに「日本公式」の「日本一の樹齢」の木は東北にあるらしい。以上はバスの運転手さんの話なので真偽は分からない。
(なので「ここだけの話」です)
ここでお昼ご飯。厳原のパン屋さんでゲットしておいたもの。
琴の大銀杏付近でバスを降りて、そのバスが戻ってくるまで30分以上あるし、比田勝にはお店はほとんどないのでここでお外ランチ。
この「お外ランチ」はお店が少ない離島では良い案で、島の空気も味わえて楽しいので、対馬以降もたびたびやることになります。
さて、戻りのバスで比田勝へ移動。
比田勝で、なんと先ほどバスで一緒だったおじさんと再会することになります。
聞けば、「比田勝の遺跡巡りをしようと思って来たが、交通機関が無くて困っている」と。
そうなんです。厳原~比田勝間はバスが通っていますが、それ以外は交通機関皆無なんです。
事前にそのことを調べて知っていた私は「タクシーツアー」を予約していたのですが…ん?これはもしや?
私「タクシーツアー予約してるので良かったら一緒に回りませんか?(※真意:タクシーツアー高いから折半してもらえたらラッキー!)」
そういうわけで、この「おじさん」と2人でタクシーツアーを回ることになりました。win-winだね!
ここから先は歴史に疎い私にはよく分からないけどとりあえず写真にとったものが並んでおります。解説とか出来ないのでご了承下さい(ひどい)
ほー。
うおー。
へー。
…とまあこんな感じで素人むき出しの私とは裏腹に、一緒にツアーを回ってるおじさんは詳しい歴史の背景とかを語り出して、ガイド役のタクシー運転手さんもビックリするなどしてました。
交通機関が皆無なのを知らないのに、なぜ対馬の歴史にはこんなに詳しいのか?と頭がハテナになる私。
いやー、海が綺麗だ!
結局私が一番テンション上がった所はここでした(笑)
タクシー運転手さんも「おじさん」もこれには苦笑い(ごめん)
こうしてツアーも終わり、再びバスで厳原に戻るのですが、その道中で、この「おじさん」が実は歴史研究家だったことが判明しました。
いや早く言ってよ!そしたら解説ちゃんと聞いたのに(ぉぃ)
この面白い出会いが、離島旅にハマったきっかけの1つです。なにか巻き起こる面白さ。離島の魅力の1つです。
厳原に帰ってきて豪華な夕ご飯!そして宿泊。
翌朝、友達へのお土産に、対馬名物「かすまき」を購入。
そしてフェリーで壱岐へ!さらば対馬!
後編へ続きます!