ポケモンに関する論文を思わず読んでしまった
今日は1つの論文の軽い紹介です
https://sociocom.jp/mednlp/PAPER/2012/C1-1.pdf
「音象徴の機械学習による再現:最強のポケモンの生成」というタイトルです。詳しくは読んでみて下さい。ダイパリメイクが近いということもあり、タイトルに釣られ読んでしまいました。
内容はポケモンの名前には強そうと感じるものがあり、それらの共通点は何なのか。またその共通点を利用し、最強の文字列を考えるという内容です。すなわち音が人に与えるイメージ(音象徴)の研究です。
最終的に/d/g/j/を含むと強そうという結果が得られ、他の研究では/g/z/d/b/や「ゼ・ダ・グ・ゴ・ソ」を含むと強いというイメージを感じるとあり、この研究と一致する見方も可能だそうです。
この論文ではポケモンの種族値など実際に強いかどうかには言及せず、あくまで音の与えるイメージの点で論じられていました。個人的にはある文字を含むポケモンの種族値の平均を取り、イメージとの整合性を検証するのも面白いと思いました。実際試してみましたが、ある文字を含むポケモンを探すという作業がめんどくさかったので開始10分でやめてしまいました。暇な方は試してみてください。また個人的に推している「最後がスで終わるポケモン強い説」も誰か検証してください。
ポケモンというタイトルに釣られて読みましたが、思ってたよりポケモン要素は少なかったので残念です。しかし、創作活動には十分利用できる論文でした。この論文を参考にかっこいいキャラクターやモンスターの名前を考えてみてください。
余談ですが、/g/z/d/b/という文字を見た時に「GODZILLA」というのが見えてめちゃくちゃ感動しました。かっこいい名前を考えるときに使えそうというのが実感できました。また銀島も十分かっこいいです。