RESEARCH Conference 2022 に参加しての、メモ
RESEARCH Conference 2022に、ボランティアスタッフとして参加してきました。
当日はmiro会場に講演の流れとかTwitter上でのコメントを書き取る作業をしていて、目や耳に入ってくる情報をひたすら書き取るマシーンと化していたのですが、超大まかに3つの「リサーチをスタートして継続するポイント」があったかなと思って、ひとまず書き留めておきます。
(録画アーカイブ公開されたらまたちゃんと見返します。)
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3つのポイント:
先手をとること
社内リソースをフル活用すること
全力でシェアすること
先手をとること
リサーチのニーズができてから始めようとしても永遠に始まらない。リサーチを行うべきと思う人たちが自ら始めること。
事業企画に寄与するリサーチをするなら、リサーチャ側で企画を先導する、くらいの勢い。
社内リソースをフル活用すること
CXとかCSとかマーケターとかデータアナリストとか、何らかの形でユーザと向き合ってる人たちがいるはずなので、それらリソースやアセットをフル活用すること。
リサーチャだけでできるリサーチはこの地上に存在しない。
全力でシェアすること
行った成果を組織内でシェアすること。そのための工夫を怠らないこと。組織によって適切なシェアの仕方は様々なので、より良いシェア方法を考え続けること。
がっつりドキュメントにまとめる、というよりは、都度都度小さい情報を流し続ける、みたいな形のほうが良さそう。
3つとも、とどのつまりは「主体的に協業すること」の一言に尽きるのかもしれませんね。
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書きながら思ったのですが、この3つを「全社規模で」「同時に」やろうとすると息切れしそうですね。組織規模にもよりますけど。
リサーチのテーマとしてる領域にフォーカスして、事業の先を見据えて先手を取りつつ、協業相手・シェアする範囲をちょっとずつ広げていく、ということをリサーチそのものと並行して進めていくのが現実的に思える。
または、「共創的にリサーチを行う環境づくりに徹する人」と「リサーチそのものを実行する人」という役割に分けて推進する、とか。(この場合は専任リサーチャが複数人必要になるけど)
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最後に、御礼を。
主催の御三方、登壇者の方々、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
とても楽しく学びあるイベントでした。
スタッフとしてカンファレンスの体験設計から関われたこともすごく良い経験でした。打ち上げでいろんな人と話せたのも良かった。
来年もまた!
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