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お土産屋さんのwithコロナ 6/8

こんにちは
沖縄では完全に梅雨真っ最中です。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

お土産屋さんは大ピンチ

新型コロナウイルスの影響で観光客が減少している京都では、お土産屋さんが大打撃を受けています。

この記事では、京都のお土産菓子の定番、八つ橋を販売している井筒八ッ橋本舗の社長がインタビューで、現状を語っています。新型コロナウイルスの感染拡大と修学旅行生が多く来る時期がかぶり、大きな損失を受けているそうです。最近、缶入りの菓子詰め合わせを売り出しているようです。

八つ橋って買っちゃうよね

私も京都に何度か行ったことがあるのですが、清水寺に続く二年坂に八つ橋の店が並んでいるイメージが強く、行くと必ず買ってしまいます。独特の触感が好きで、ふと無性に食べたくなります。

あなたも、食べたくなったのではないでしょうか。井筒八ッ橋本舗さんのオンラインショップを張っておきます。

記事を読んで

私が気になったのは、社長の津田純一さんが仰った「あまり努力しなくても多く売ることができた(一部抜粋)」という言葉です。社長は、新型コロナウイルスの影響で観光客が減少して、他に事業に力を入れておくべきだったと気づいたらしいです。

しかし、オンラインショップを見てみると、立派なウェブサイトがあるのにもかかわらず、どこに力をいれれていないことを惜しんでいるのでしょうか。

八つ橋のプロモーション

わたしは八つ橋が好きですが、京都に行った際にしか食べることはありません。それ以外には、誰かの京都のお土産でしか八つ橋を食べません。それは、私たちの生活の中に、八つ橋を感じる(見たり、聞いたり)するタイミングがないからではないでしょうか。

逆に、八つ橋メーカー側の視点から考えると、八つ橋は京都の代表的なお土産としての地位を確立していながら、京都に観光客がひっきりなしに押し寄せるために、京都の観光地に八つ橋を売れば、収益が確保されます。さらに、八つ橋のブランド力が強い老舗メーカーが限られており、脅威となる企業が少なく、外部へのプロモーションの必要性をあまり感じられなかったのだと思います。つまり、顧客はアピールしなくても、勝手に増えていくから、とりあえずそれに対応することを考えようという思考なのです。しかし、観光業はそんなに安定的ではありません。

浮き彫りになった観光バブル

近年の観光ブームもあり観光業は拡大してきました。観光業は観光客に対して、関連する様々な問題の対処や増える観光客の受け口をふやすことに目を向けていました。しかし、観光業は不安定なものです。新型コロナウイルスが発生する以前にも、リーマンショックや9.11同時多発テロなど外的要因で観光客が大きく変動することは証明されていたのです。それなのにもかかわらず、目の前の利益を優先していたのです。

これからの観光業は、観光客の増減に依存しない商売を取らなければいけないと思っています。顧客を待つのではなく、取りに行くプロモーションが必要です。これからの観光業は、今までの観光業とは違ったものになるのは間違いありません。

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