動画制作について心がけていること
新作動画が出ました
背景どころか人によってはサムネで全てが伝わるであろう企画。隠す気もなくオモコロにめちゃくちゃ擦ってます。以前にも書いた、ダサくても面白いと思うことをやる&ダサいと思ってるのは自意識が高いだけ理論で押し通しました。
「二番煎じだから」「上位互換がいるから」「なんか恥ずかしいから」とか、そういう理由で没にする悪癖は力づくで抑え込んでいきたい。アイデアを逃がさない握力を鍛えましょう。
実際に出力してみて面白い動画になったと思います。企画段階ではタイトルコールがピークになる想定でしたが、趣旨説明と展開が思ったより盛り上がりました。どれだけ適当を言いまくってもいいというフォーマットは想像以上に麻薬的です。またやりたい。
活動に疲れたら止まらずに歩く
いろいろ今までやってきた上で、物事を続けるコツは「走り疲れたら止まらずに歩く」ことかなと思ってます。言葉通りなんですけど、私の場合は疲れたときに止まって座り込んじゃうと、時間が経つほど腰を上げるのが億劫になります。勘を忘れていたり、再開宣言が恥ずかしかったり、熱が全部飛んでしまったりと理由はいろいろです。
そこで座らず、歩きでもいいから活動を維持すると、しばらくしたら次第に景色の変わらなさが焦れったくなって「ぼちぼち走るか~」みたいな気持ちになります。
もちろん徒歩作戦を万人にはおすすめするわけではないです。自己管理ができてバッチリ切り替えて再開もできるって人はしっかり休んだ方がいいかもしれません。
関係あるかは分かりませんが、休止して帰ってくるVTuberって稀な気がするんですよね……。
動画は身内向けにしない
さらに動画の話が続きます。そして出演者の皆様に改めてお詫び申し上げます(収録時にも前倒しで謝ってる)。
何が?というと、めちゃくちゃにカットしまくりました。収録にかけた時間がだいたい80分。その内60分は動画に使えるよう「本番」として喋って頂いた部分。完成した動画は14分なので、おおよそ4分の3ほどカットした計算となります。
ウミガメのスープや大喜利もそうなんですが、動画を作る上で意識していることが2つあって、一つは「すぐに味がすること」、もう一つは「身内向けに作らないこと」です。
すぐに味がするというのは定番の話で、冒頭に面白いところを持ってくる構成のことです。私の大喜利動画で言うと、昔は挨拶や企画説明などメインパートが始まるまで2分くらいかかっていました。現在ではいきなり出題&回答から入っています。
身内向けにしないというのは、見る人が夜枕ギリーやゲスト、VTuber文化を知っていて、なおかつ肯定的であるということを前提にしないという意味です。と言っても私やゲスト、VTuberの特色を消したいという意味ではないので、初見の方が置いてけぼりにならないくらいの感覚。
見て貰いたいからカットする
どちらにも共通する話なんですが、動画を作ってると全部説明したくなるし、全部見て欲しいってなっちゃうんですよね。ゲストに関してもこんな素敵な人たちが来てくれたよ!って伝えたくなる。でもそれらが動画を作る側のエゴだったりする。ファンではない視聴者目線だと、長い説明や自己紹介パートって面白いか?って考えると、どうかなというところ。
一番の目的は動画を見てもらうこと。動画を見てもらい楽しんでもらった上で、出演者に興味を持ってもらうのが理想です。押し付けがましい理論ですが、出演者の立場としても企画説明や自己紹介を優先して離脱率が高くなってしまうより、離脱率を下げて本編を見る人が増えた方が結果的にメリットが大きいんじゃないかなと考えます。
なので私のチャンネルでは、VTuber界隈の中では比較的属人性が引っ込んだ動画になるよう意図的に調整しています。もちろんこのやり方が正解かどうかなんて分からないのですが、とりあえずコンテンツとして評価される方向を目指してのひとつのやり方です
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