見出し画像

月見バーガーの話とかお絵描きAIの話とか

こんばんは、夜枕ギリーです。ヘッダーはAIに月見バーガーを描かせたらディティールがキモくなったのでぼかしをかけたものです。

マクドナルドで月見バーガーがスタートしたようですね。Twitterでも初日からマクドナルドでのお月見を満喫している人が多くみられました。

今年はさらにモスからは月見フォカッチャ、ロッテリアでは半熟月見、ケンタッキーはとろ~り月見、コメダ珈琲はフルムーンバーガーを打ち出しています。

……月見系バーガーって前からこんな盛り上がってたっけ?

いや、マクドナルド以外のお店は追随してるに過ぎず、このブームを作り出したのはマクドナルドだと思います。いつから月見バーガーはこんなに注目される商品になったんだろう。

そんな最近出てきたものじゃないというイメージ通り、月見バーガー自体は1991年に初登場しています。その後も2~3年おきに少しずつアレンジを効かせた月見バーガーを発売。2018年の「金の月見」と2019年の「黄金の月見」はTwitterで何度も包み紙を見た記憶があるので、SNSでの注目が高まったのはこの辺りからでしょうか。

いやいや、月見バーガーだけじゃない。春のてりたまも、冬のグラコロも、季節はいまいちわかんないけどチキンタツタとか辛口系のバーガーも、新作が出るたびにSNSは大いに盛り上がり、参加すべきイベントとして定着しているように見えます。

どこのマクドナルドに行ってもいつも列ができているし、配達担当のクルーの出入りは激しく、ウーバーのお兄ちゃんも常に数人待機しています。マクドナルドってそんな並んだり宅配を利用してまで食べるものだった?

ぼんやりとした記憶というか印象ですけど、10年~15年前のマクドナルドって、不人気ではないけど目的として選ぶタイプの店ではなかったような気がします。「他は混んでるしマクドでいっか」みたいなポジション。

SNSでも5年くらい前の段階では新作バーガーが出たからと言って「マクド行かなきゃ!」みたいな空気があったような記憶はありません。むしろ「チキンタツタ美味しい!一番好きなバーガーです!」の印象が強い。

軽く調べてみると、業績が落ち込んでいた2015年に経営コンサルタントの足立光さんという方を招き、V字回復を成し遂げたらしいです。その中にしっかりとSNSの影響を意識したデジタル戦略が組み込まれていたとのこと。

もちろん大枠はそれとして細やかなアプローチがあったとは思うのですが、それにしてもこういうコンサルのお仕事って目に見える形で結果になるものなんですね。

ビジネスや経済なんかに疎い私を含む一般庶民が気付かない間に「春はてりたま、秋は月見」はすっかり浸透。期間限定メニューの域を超えたSNSの一大イベントにまで発展させるとは。すごすぎる。




AIが自分のイラストを学習して、自分の絵柄で絵を出力してくれるサービスのmimicさん。大炎上しましたが、しっかり悪用対策をしますということで一旦休止、ネットの民も落ち着きを取り戻したかなというところですね。

個人的にAI技術には肯定的なスタンスというか、「AI技術の否定」と「現在享受している便利さの歓迎」がダブスタになってしまうので、理性で肯定しているという感じです。

ここから先は

986字
この記事のみ ¥ 100
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?