
ありがとうNintendoDirect
こんにちは。アイデアを思いついたときにメモを取るか迷って「いや、○○するとき絶対に思い出すやつだからいいか」と手を離したら○○がなんだったのか思い出せなくなるでおなじみの夜枕ギリーです。なぜ「アイデアを思い付いた」という記憶は残るのでしょう。そこも一緒に忘れてしまえば苦しまないのに……。
NintendoDirectが配信されましたね。好きな任天堂のタイトルはたくさんありますが、特に任天堂ブランドのファンという感じではなかったのに、ここ数年はNintendoDirectをかなり楽しみにしている自分がいます。あれだけ純粋にワクワクを得られる体験、なかなか無い。
これから楽しみなゲームがたくさん発売されること自体が嬉しいのはもちろんのこと、こういうワクワクするものを作り出す会社やクリエイターたちの存在が、うっかりすると泣いてしまいそうなくらい嬉しい。刺激的なニュースや炎上エンタメなど、インスタントに耳目を集める煽情的なコンテンツが溢れる中で、まっすぐに面白いものを作ってる人たちがちゃんと存在している。
任天堂のエンタメが正で世の中のエンタメが邪なんていう極端なことを言うつもりは全くないんですけど、エンタメに限らず現代で人の心を刺激するものって少なくない毒を含んでるというか、電気刺激を快楽と勘違いしてるというか、なんか言いようのない「しんどさ」を内包しているものが多いように感じます。
そういう中で、任天堂をはじめそういったしんどさを感じずにワクワクできるようなゲームが今でも数多く作られていることが改めて嬉しい。インディーズでもそういう作品が多くあるのは分かっていますが、日本を代表するデカい会社がやってることの意味も大きい。ちびっこにたくさんのポジティブな体験を与えてくれ……。
邪のエンタメも好きなんですけどね。相性や適性もあるとは思いますが、個人的には刺激的なニュースや暴力的な表現やはりどこかで精神を消耗しながら向き合っている感覚があります。そして中毒性もあったりするから厄介。
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