編入して一年が経ちました

お久しぶりです。ギルドです。
noteのアカウントを編入体験記のために作ったはいいものの、活用をあまりしていないので何となく一年を振り返ろうかなと。(が、結局編入関連の話は多くなりそう)
と言っても特に面白みはなく、いい意味でも悪い意味でも全うな大学生活かなぁという気がします。結論だけ読みたい方は目次から最後の章に飛んでいただけると良いかなと。


編入学前後の話

誕生日が3月末で、「20歳の誕生日位祝わせろ!」と親に言われ他の編入同期たちが3月中旬につくば入りするツイートを指をくわえながら眺めつつ、入学直前につくば入りをしました。(ちなみに高専時代の誕生日は大体毎年部活の合宿兼大会があった)
高専時代に寮生活をしており家事も普通にしていた関係で一人暮らしになれるのにそこまで時間はかかりませんでした。むしろ一人暮らしを謳歌しているのでは?笑

単位認定について

この時期の不安要素と言えば同期と仲良くなれるかと単位認定かなぁという気がします。
早々に単位変換の資料を作り、編入後に先生方や事務方のアドバイスを受けながら修正(主に認定する科目の変更だけ)をし、KLiSで認定できる最大数である70単位の認定に成功しました。担任には「あとは好きな授業受けるだけだと思うので楽しんでね!」というありがたい言葉をいただきました。

同期について

同期全員で話すような機会はそれこそ4月初めくらいだったわけですが、特にトラブルもなく、今でもよく連絡を取るような友人もできました。正直春ABのレポートラッシュなどは編入生全員辛い所でもあり、同期と励ましあいながらじゃないと病んでいたと思います。。。


ARE落選

さて、入学後3日目くらいに研究室の第一志望だった融合知能デザイン研究室にアポなし突撃をかまして直接話を聞きに行くなどしていました。
ここではAREのことは全く考えていなかったのですが、直接話聞きたい!のノリで今のボスと話す機会ができたのはとても良かったなと今振り返っても思います。
その後、Twitterで相互フォローだった前年度の先輩が融合知能デザイン研究室だったことが判明し、AREに勧誘を受け、締め切り直前だったものの先生とも話しながら応募することにしました。
結果はタイトルの通り落ちたわけですが、返ってきたコメントに関してはマイナスな意見は全くなく、プラスの意見だけだったので最初に笑ってしまったのを覚えています。
大学入って初めての挑戦は失敗に終わったわけですが、研究内容や計画を考えるのは正直楽しかったですし、ここで先生との交流を築くことができたのは、秋の研究室配属でもいい方向にむかったのでやって良かったなと思っています。(研究テーマ考え始める前から自分の興味のある分野ややりたいことを先生に理解してもらえているのは本当に大きい気がしている)

授業について

春学期に関してはとりあえず授業をたくさん突っ込み、そしてレポートラッシュの時期に後悔しました()
かなりボリュームのあるレポートが多く、この時期は寝ても覚めてもレポートの構成やら調査項目やらが常に頭の中をぐるぐる回っていてグロッキーになっていました。(そして当時していたバイトも人手不足でヘルプに入るなどしていて本当に爆発していた)
秋学期は春で反省して授業をかなり減らし、最終的に編入生としてはすくない41単位を取ることが出来ました。70単位認定できた関係で卒業要件が厳しい、というわけでもなく高専時代の自分に感謝しています。

サークルについて

サークルももちろんやりたいなとは思っていて、高専時代と同じく将棋部に入ることに。ただ、春日に将棋部が存在せず、本学に行く用事があまりにないため部活のためにわざわざ行く気になれずしょっぱなから幽霊になりました。。。
実は将棋自体最近できていないので、どこかのタイミングで本腰を入れて復帰したいなという気分にはなっていたりします。

インターンシップ

インターンに関しては夏に絶対行くぞ!と思っていたため、気になった企業を受けては落ちを3社くらいやり、楽天さんの3Daysと情報検索系の事業をやっていたSupershipさんの2Weeksのインターンに参加させていただきました。

ちなみに私がKLiSに入りたいと思った理由の9割は融合知能デザイン研究室だったため、情報検索に対して興味はチョットアル位だったりしました。
インターンを通して情報検索に対しての学習のモチベーションが湧き、秋の授業は春以上に真面目に受けていたと思います。
またキャリアについて漠然としか考えていなかったのですが、自分の中で何となく今後のキャリアの方針がインターンでの1on1を通して固まったのでインターンは本当に行って良かったです。
これは補足ですが、学校の授業として取っていたわけではないので単位は出ていませんが、本当にもらっていいんですか?!という金額(当社比)のお給料をいただきました。(8月に10か月くらいやっていたバイトをやめたので春までの生活費はインターンいってなかったら相当渋かった。。。)


研究室配属

さて、どきどきの研究室配属です。何度か話に出している通り、融知研が編入した理由だったため。融合知能デザイン研究室じゃないとイヤダ!と永遠と駄々をこねていました。
春にアポなし突撃やらARE(素振り)やらで先生と交流を持てていたため、面談の際もかなりやりたいことの話等々がスムーズに行きました。
そんなわけで(連絡がなかなか来なくて不安になるとかはありましたが)無事融合知能デザイン研究室への配属が決まり、編入して以来一番うれしかった出来事はこれですね。
今月から研究が始まると思うので、しっかり研究室に貢献していきたいですね。

ちなみに配属後は早速NextCrowd4Uの開発チームに加わり、先輩たちに教えてもらいながらサービスの運用をする日々を送っています。
研究室という環境の中で実務と同じレベルの経験ができるのは本当に貴重で、大変なことの方が多いですが長期インターンや技術バイト等をしていないのでこういった開発ができることには感謝しかないです。
ほぼほぼオンライン授業だったのでこの一年は自宅に引きこもっていたのですが、開発チームに加わったことで週に1回は学校に行くきっかけが出来たのも非常に良いです。


結局編入してどうだったの?

まだ研究も始まっていないので今の段階でこういった話をするのは若干時期尚早かもしれません。そういった前提も踏まえて話をするのであれば編入して良かったな、というのが現時点での感想です。
KLiSは文理融合ということもあり、情報系目線での機会云々の話はたびたび持ち上がるのを目にしますが実際enPiTや研究室をはじめとして十分な環境は存在します。

その環境を活かせているのは高専で基礎体力を身に付けていたからだろ、という意見は否定する気は正直ありません。ただ高専編入(更に言えば情報系学科からの編入)という立場からすれば、図書館情報学という今まで触れることがなかった学問を学びながら、情報技術の実践の場があるという良いとこどりが出来るわけです。
そんなわけで、編入後の生活は刺激にあふれていたというわけでもありませんが充実した日々を送れているんじゃないかなと思っています。
今後KLiSへの編入を考えている方の参考になれば幸いです。


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